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日経平均は3日ぶり小反落、戻り売りで軟化
2017年2月22日 / 06:32 / 9ヶ月後

日経平均は3日ぶり小反落、戻り売りで軟化

[東京 22日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、3日ぶりの小反落となった。前日の米主要3指数はそろって過去最高値を更新。東京市場も序盤は買いが先行したものの、戻り売りに押されて軟化した。手掛かり材料が乏しく薄商いとなる中、指数は前日終値近辺で一進一退を継続。急反発した東芝(6502.T)の売買高が東証1部全体の約27%を占めた。

 2月22日、東京株式市場で日経平均は、3日ぶりの小反落となった。前日の米主要3指数はそろって過去最高値を更新。東京市場も序盤は買いが先行したものの、戻り売りに押されて軟化した。写真は東京証券取引所で2015年7月撮影(2017年 ロイター/Yuya Shino)

TOPIXは小幅に3日続伸。日経平均に対しては、寄与度の高いファーストリテイリング(9983.T)とファナック(6954.T)の2銘柄の下落が、約24円の押し下げ要因となった。

全体相場は膠着(こうちゃく)感の強い動きとなったが、大型株ではトヨタ(7203.T)、キヤノン(7751.T)など外需関連がしっかり。業種別では海運業が上昇率でトップ。鉄鋼がこれに続くなど、景気敏感セクターの一角が堅調に推移した。半面、下落率トップは不動産。ノンバンク、パルプ・紙、食料品もさえない。

岡三証券シニアストラテジストの小川佳紀氏は「FRB(米連邦準備理事会)高官の発言を受け、3月の米利上げを市場がもっと意識してもおかしくない中、米長期金利が上がらない」と指摘。「日本株に対するドル高/円安の追い風がなくなる中、日経平均で1万9000円から1万9500円は、アベノミクス相場で累積売買代金が最も積み上がっている価格帯であり、戻り売りも出やすい」とみる。

個別銘柄では東芝が急伸。前日比で22%を超す上昇となった。売買高は約5億7700万株に上った。同社が半導体メモリー事業の分社を巡り、出資を検討する企業やファンドに新会社の企業価値を2兆円以上と見積もるように求めたことが分かった、と日本経済新聞が22日に報じた。「信用売り残と信用買い残はほぼきっ抗していたが、報道をきっかけに短期筋が買い戻しに走った」(あかつき証券・投資調査部長の藤井知明氏)との声が出ている。

自社株買いを発表した楽天(4755.T)も大幅高。半面、レオパレス21(8848.T)が軟調。家賃収入が10年間変わらない契約でアパートを建てたにもかかわらず、6年後に減額されたとして、愛知県の男性が同社に対し、減額分の支払いを求める訴訟を起こすと朝日新聞が報じ、嫌気されていた。

東証1部騰落数は、値上がり906銘柄に対し、値下がりが920銘柄、変わらずが176銘柄だった。

日経平均.N225

終値      19379.87 -1.57

寄り付き    19419.22

安値/高値   19329.28─19419.22

TOPIX.TOPX

終値       1557.09 +1.49

寄り付き     1559.44

安値/高値    1553.17─1559.51

東証出来高(万株) 217480

東証売買代金(億円) 21068.81

長田善行

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