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日経平均は5日ぶり反落、連日高の反動や連休前の手仕舞いで
2016年10月7日 / 06:21 / 1年後

日経平均は5日ぶり反落、連日高の反動や連休前の手仕舞いで

[東京 7日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日ぶりに反落した。今週に入って連日上昇した反動に加え、3連休前の手仕舞い売りなどが優勢だった。ドル/円JPY=EBSが103円台で一時弱含んだことも日本株の重しとして作用した。

 10月7日、東京株式市場で日経平均は5日ぶりに反落した。今週に入って連日上昇した反動に加え、3連休前の手仕舞い売りなどが優勢だった。ドル/円が103円台で一時弱含んだことも日本株の重しとして作用した。写真は東京証券取引所で2012年5月撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nakao)

もっとも週末の米イベントを控えて見送りムードが強く、日経平均は小幅な値動きにとどまった。

バルチック海運指数.BADIの急上昇を受けて日本郵船(9101.T)など海運株が買われたほか、米原油先物の50ドル台回復を背景に石油関連株が堅調に推移。ただ、トヨタ(7203.T)や三菱UFJ(8306.T)などコア銘柄が軟調。ファーストリテ(9983.T)、ソフトバンク(9984.T)など指数寄与度の大きい銘柄も売り優勢となり、指数を押し下げた。

朝方に急落したポンドに対する警戒感も株安につながった。ロイターディーリングシステムによると、早朝の取引で1.25ドル後半を推移していたポンドは午前8時07分に1.1378ドルまで急落。1985年以来31年ぶり安値を付けた。「ポンド急落に確たる理由が見当たらず、投資家の不安心理を煽った」(外資系証券トレーダー)という。

ただ日経平均の日中値幅(高値と安値の差)は74円92銭と狭く、東証1部の売買代金も1兆6559億円と引き続き低迷。今晩発表の米雇用統計や週末の米大統領選候補者による討論会など重要イベントを前に投資家の様子見姿勢が強かった。

市場では「今弁の米雇用統計が堅調で12月米利上げの可能性が高まったとしても、まだ2カ月先のため継続的なドル高/円安は描きにくい。同じく日経平均の上値余地も限られ、来週に節目1万7000円を回復しても定着できるかというと疑問」(ニッセイ基礎研究所チーフ株式ストラテジストの井出真吾氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、セブン&アイ・ホールディングス(3382.T)が続落。6日、エイチ・ツー・オー リテイリング(8242.T)と資本業務提携で基本合意したと発表した。ただ中期経営計画の発表に合わせ、株主還元姿勢の強化策が打ち出されなかったとの受け止めや、今後の構造改革の着実な実行を見極めたいとの見方もあり、売りが先行した。

半面、GCA(2174.T)が続伸。6日、東証上場10周年の記念配当として2016年12月期末に1株当たり10円を付与すると発表。現時点では普通配当と合わせ期末配当金が20円となる見通しとなり、評価する買いが優勢だった。

東証1部騰落数は、値上がり732銘柄に対し、値下がりが1088銘柄、変わらずが163銘柄だった。

日経平均.N225

終値      16860.09 -39.01

寄り付き    16883.12

安値/高値   16820.21─16895.13

TOPIX.TOPX

終値       1350.61 -3.32

寄り付き     1352.9

安値/高値    1345.8─1354.01

東証出来高(万株) 151229

東証売買代金(億円) 16559.86

杉山容俊

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