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日経平均は円上昇を嫌気して続落、不安定な海外市場に警戒感
2014年12月10日 / 03:07 / 3年後

日経平均は円上昇を嫌気して続落、不安定な海外市場に警戒感

[東京 10日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続落。下げ幅は一時300円に迫り、取引時間中で12月2日以来、約1週間ぶりの安値水準となった。外為市場での円高方向への動きを嫌気し、主力輸出株を中心に売りが先行。

 12月10日、前場の東京株式市場で日経平均は続落。下げ幅は一時300円に迫り、取引時間中で12月2日以来、約1週間ぶりの安値水準となった。写真は、東証、4月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

海外市場の不安定さが投資家の警戒姿勢につながり、押し目を拾う動きも限定された。

前日の米国株が高安まちまちとなり、中国、欧州と続いた株安の流れにはいったん歯止めがかかったものの、ドル/円JPY=EBSが119円台前半と円高方向に振れたことでトヨタ(7203.T)や日立(6501.T)、キヤノン(7751.T)など主力輸出株に売りが先行。先物売りが裁定解消売りを誘い、ファーストリテ(9983.T)、ソフトバンク(9984.T)など指数寄与度の大きい銘柄の下げが目立ったほか、コマツ(6301.T)、日立建機(6305.T)など中国関連株にも売りが出た。

前場中ごろには前日に大幅安となった上海総合指数.SSECが一時プラス圏となり、下げ止まりの兆しをみせたほか、ドル/円が119円台後半へと上昇したものの、日経平均の戻りは鈍かった。「上方向に伸びきった米国株が調整入りする可能性があるほか、急速な円安の巻き戻しに対する警戒感もある。海外動向を見極めない限り、押し目買いは入らない」(みずほ証券エクイティ調査部シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、スカイマーク9204.Tが買い気配。ANAホールディングス(9202.T)傘下の全日本空輸が10日、スカイマークから共同運航など何らかの「支援要請があれば検討する」と明らかにしたことが材料視された。

半面、日本エンタープライズ(4829.T)が反落。9日、公募増資などで最大12億円を調達すると発表した。1株利益の希薄化や需給悪化などが懸念されている

東証1部の騰落数は、値上がり443銘柄に対し、値下がりが1285銘柄、変わらずが120銘柄だった。

日経平均.N225

前場終値 17530.39 -282.99

寄り付き 17623.35

安値/高値 17518.05─17658.14

東証出来高(万株) 117915

東証売買代金(億円) 13030.26

杉山容俊

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