February 6, 2020 / 2:39 AM / 13 days ago

買い戻される株式市場、専門家はこうみる

[東京 6日 ロイター] - 6日の東京株式市場で日経平均は上げ幅を拡大し、前日終値から483円63銭上昇して午前の取り引きを終えた。海外勢を中心に、先物主導の買い戻しが入っているという。

専門家の見方は以下の通り。

<岡三オンライン証券 チーフストラテジスト 伊藤嘉洋氏>

新型コロナウイルスによる肺炎感染拡大についての見方が落ち着く一方、米国の強い経済指標などが好感されて株価は急ピッチに戻した。商いがそれほど盛り上がらず、先物主導であるところが気になるものの、日経平均は1月17日の立ち会い時間中に付けた昨年来高値2万4115円95銭への挑戦が期待できるようになっている。

ここからのポイントは、為替相場で円安がさらに進むかどうかだろう。ここ半年の日経平均の動きをみると、PERで14.5倍前後で目先の天井を打った経緯がある。現時点でその水準は2万4000円前後であり、ここをクリアするには企業業績の向上が必須になる訳だ。そのため、円安がさらに進んだ場合、収益の上昇が見込めるようになることから、2万4000円前後のPERは自然と下がる。円安が進めば株価が一段と上昇することになりそうだ。

<東洋証券 ストラテジスト 大塚竜太氏>

新型コロナウイルスによる肺炎感染拡大に材料として売り飽き感が生じたところに、外為市場でドル/円が急速に円安に振れたことで、買い戻しが活発化している。米国株式の上昇や中国が積極的に対策を打ち出していることなど、外部環境の好転が株価を支えている状況だ。

もっとも、過剰流動性相場の中では、ちょっとしたきっかけで株価が崩れるケースが多く、そうした意味で新型コロナウイルスの問題が解決していないため、完全には安心はできない。日経平均は2万4000円に近づくと上値が重くなるとみられるため、当面は発表された業績を織り込みながら、値を固める展開になるのではないか。

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