Reuters logo
日経平均は大幅続伸し1カ月半ぶり高値、商いは低調
2016年3月14日 / 06:26 / 2年後

日経平均は大幅続伸し1カ月半ぶり高値、商いは低調

[東京 14日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅に3日続伸。3月4日の直近高値を上抜き、終値では2月2日以来1カ月半ぶりの高値水準となった。前週末の欧米株の上昇を受けて投資家心理が改善。為替や原油価格の落ち着きも支援材料となり、東証1部の9割弱が値上がりした。もっとも、今週は日米の中銀会合を控えて見送りムードも強く、商いは低調。引けにかけ利益確定売りでやや伸び悩んだ。

 3月14日、東京株式市場で日経平均は大幅に3日続伸。3月4日の直近高値を上抜き、終値では2月2日以来1カ月半ぶりの高値水準となった。東京証券取引所で2月撮影(2016年 ロイター/Issei Kato)

日経平均は一時、前週末比で352円高となる場面があった。日銀金融政策決定会合の結果発表をあすに控え、売り方の買い戻しも優勢だったという。業種別では昨年末から前週末まで2割以上値下がりしている銀行業.IBNKS.Tや保険業.IINSU.T、海運業.ISHIP.Tが上昇率上位に並んだ。

寄り付き前に発表された1月機械受注が予想を上回る伸びとなったことも追い風となった。「日経平均が朝方から直近高値を上抜いたことで先高観が広がった」(東洋証券ストラテジストの檜和田浩昭氏)という。上海総合指数.SSECなどアジア株が堅調に推移したことも安心感を誘った。

ただ、日米の重要イベントを前に積極的には手掛けにくく、東証1部の売買代金は今年3番目の低水準にとどまり、上値追いの動きは限られた。

海外著名投資家のジム・ロジャーズ氏が14日午後に日経CNBCの番組に出演し、世界経済は「減速している」との認識を示したほか、「世界のどの国であれ、株の上昇基調は長続きしない」、「アベノミクスはディザスター(惨事)」などと発言したが、日本株への影響は限定的だった。

個別銘柄では、日本政策投資銀行による株式公開買い付け(TOB)で非上場化すると正式発表した鬼怒川ゴム工業5196.Tが大幅高。自社株買いを発表したマネースクウェアHD8728.Tや期末配当金予想を上方修正した王将フード(9936.T)なども買われた。

半面、日本化薬(4272.T)が大幅安。野村証券は同社に対する投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に、目標株価を1600円から1200円に引き下げた。2017年1月期連結営業利益予想が2桁減益になる見通しを発表した東京ドーム(9681.T)も反落した。

東証1部騰落数は、値上がり1702銘柄に対し、値下がりが177銘柄、変わらずが63銘柄だった。

日経平均.N225

終値      17233.75 +294.88

寄り付き    17155.52

安値/高値   17149.21─17291.35

TOPIX.TOPX

終値       1379.95 +20.63

寄り付き     1375.61

安値/高値    1371.96─1384.35

東証出来高(万株) 201976

東証売買代金(億円) 20620.92

杉山容俊

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below