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来週の日本株は2万円手前で足踏み、米指標受けた円高リスクで
2017年5月26日 / 06:40 / 6ヶ月後

来週の日本株は2万円手前で足踏み、米指標受けた円高リスクで

[東京 26日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、日経平均2万円を手前に足踏みの相場が続くとみられている。米経済指標を受け、利上げペースが鈍化するとの見方が広がれば、円高が進行し日本株の重しとなりそうだ。

 5月26日、来週の東京株式市場は、日経平均2万円を手前に足踏みの相場が続くとみられている。米経済指標を受け、利上げペースが鈍化するとの見方が広がれば、円高が進行し日本株の重しとなりそうだ。写真は東京証券取引所で2012年5月撮影(2017年 ロイター/Yuriko Nakao)

高値圏にある米国株の下落リスクも警戒される。ただ日経平均はバリュエーション的には割安な水準にあり、下値は限定的になると見込まれている。

日経平均の予想レンジは1万9450円─1万9950円。

米景況感のピークアウトの可能性が指摘される中、6月1日の米5月ISM製造業景気指数、米5月新車販売台数など、週内は重要経済指標の発表が相次ぐ。6月FOMC(米連邦公開市場委員会)も近づきつつあるが、今後の利上げペースへの見方がどう変化するのか、市場は注視している。

「9月や12月の米利上げの織り込みはまだ進んでいない。経済指標がしっかりしていることが確認されれば、米長期金利の上昇とドル高/円安が見込まれるが、予想値よりも下振れとなれば米長期金利に低下圧力がかかりやすい」(三井住友アセットマネジメント・シニアストラテジストの市川雅浩氏)という。

米国株式市場では主要指数が歴史的な高値水準にある。良好なファンダメンタルズを反映した株高との指摘もあるが、「PER(株価収益率)は過去のレンジの上限に張り付いており、拡大にも向かいにくい」(藍沢証券投資顧問室ファンドマネージャーの三井郁男氏)との声が出ている。景況感への期待が後退し米国株が軟化すれば、日本株も調整を余儀なくされることとなる。

一方、日経平均の予想PERは14倍台前半まで低下し、バリュエーション的には割安な水準にある。個人投資家の押し目買い姿勢も鮮明となっており、日本株の大崩れを見込む声は足元では少ない。国内では5月31日に4月鉱工業生産、6月1日には1─3月期の法人企業統計が公表される。堅調な内容となれば投資家に安心感をもたらしそうだ。

とはいえ「足元では海外投資家による日本株買いが細りつつある。トランプ米大統領が外遊先から米国に戻れば、ロシアゲート疑惑の追及が進むことも考えられる」(フィリップ証券リサーチ部長の庵原浩樹氏)との指摘もある。

31日には中国5月製造業PMIも公表される。2日の米5月雇用統計を含め、国内外の経済指標を点検しつつ、心理的節目の2万円を突破する新規材料を模索する局面が続く見通しだ。

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