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今日の株式見通し=大幅続落、米株安と円高進行を嫌気
March 21, 2017 / 10:41 PM / 9 months ago

今日の株式見通し=大幅続落、米株安と円高進行を嫌気

[東京 22日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、大幅続落となりそうだ。前日の米国市場では主要3指数がそろって下落。為替もドル安・円高が進んでおり、外部環境の悪化を嫌気した売りが先行する見通し。

だが、売り一巡後は3月期決算企業の配当権利取りの買いなどに支えられ、下げ渋る場面も見られると予想される。

日経平均の予想レンジは1万9000円─1万9300円。

米国市場では、ダウ.DJIとS&P総合500.SPXはいずれも1%超下落し、昨年11月の米大統領選以降で最大の値下がりとなった。トランプ米政権の掲げる大規模減税がこれまで米株価を押し上げてきたが、実施が遅れることへの懸念が強まり、売りが優勢となった。

米議会共和党は、医療保険制度改革(オバマケア)改廃法案の修正案を策定し、23日にも下院本会議での審議に持ち込む構えだ。ただ、野党・民主党が反対で団結を強めており、共和党内からは多数の離反者を出せない状況だ。オバマケアの修正にてこずっていることを受け、市場ではトランプ米政権が迅速に経済政策を実行できないのではないかとの不安が広がった。

米株急落を受け低リスクとされる米国債が買われた。米10年債利回りUS10YT=RRは約3週間ぶりの低水準をつけ、金融株が売られた。これを受け、東京市場でもメガバンクや保険株などが軟調に推移しそうだ。

為替も足元ではドル/円JPY=が111円台半ばまで円高に振れており、主力輸出株にとって重しとなる見込みだ。日経平均先物6月限は、大阪取引所の夜間終値が1万9000円、シカゴの円建て清算値が1万8970円となっている。配当落ち分による影響を考慮すれば、日経平均は1万9100円付近で始まる公算が大きい。

SBI証券シニアマーケットアナリストの藤本誠之氏は「主力株の下落で安寄り後、配当取りの買いなどが出て下げ渋るだろう。トランプ相場の巻き戻しが始まったといえるほど悪い材料が出たわけではなく、下値を売り込む動きにはならない」と予想する。

きょうは国内では2月の貿易統計が発表される。また、1月30日─31日分の日銀金融政策決定会合議事要旨も公表される。マクロミル(3978.T)が東証1部に、フルテック (6546.T)が東証2部に、それぞれ新規上場する。海外では、米2月中古住宅販売件数の発表が控えている。

    *本文中の重複を削除しました。

    前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

    日経平均.N225      19455.88 19668.01 14864.01

    -65.71 2017年3月2日 2016年6月24日

    シカゴ日経平均先物6月限 18970(円建て)

    辻茉莉花

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