Reuters logo
今日の株式見通し=軟調、米株急反落を嫌気 2万円割れの局面も
2017年6月29日 / 23:07 / 5ヶ月後

今日の株式見通し=軟調、米株急反落を嫌気 2万円割れの局面も

[東京 30日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調な展開が想定されている。前日の米国株が急反落したことを嫌気した売りが優勢となる見通し。2万円の大台を割れる場面も予想されるが、売り一巡後は押し目買いで下げ渋る展開となるとみられている。米長期金利の上昇を受け金融セクターが堅調に推移すれば、全体相場の下支え要因となりそうだ。

日経平均の予想レンジは1万9950円─2万0150円。

米国株式市場では、割高感が意識されたハイテク株の大幅調整が相場の重しとなり、ダウ工業株30種.DJIの下げ幅は一時250ドルを超えた。大引けにかけては下げ幅を縮小したものの、終値は167ドル安。ナスダック総合.IXICは1.4%超の下げとなった。

外為市場でドル/円JPY=は足元で112円を割り込むなど、やや円高方向に振れている。また日経平均先物9月限は、大阪取引所の夜間終値が1万9980円。シカゴの円建て清算値は1万9975円を付けている。序盤の東京市場ではこれらの水準が意識される見通しで、取引時間中としては9営業日ぶりに心理的節目の2万円を下回る場面も見込まれる。

欧州の中央銀行が緩和的政策を後退させるとの見方が強まる中、リスク性資産である株式に対しては積極的にポジションを積み増しにくいなどの意識が今後は広がる可能性がある。割高感のあるグロース株を中心に利益確定売りの動きも想定される一方、米10年債利回りUS10YT=RRは一時約6週ぶりの水準まで上昇した。米国で金融株が堅調となった流れを引き継ぐ形で、国内銀行株も堅調な滑り出しが期待できそうだ。

安藤証券・投資情報室長の横山貢氏は「6月末となり機関投資家によるドレッシング買いの影響も多少は出てくるだろう。下げたところでは押し目買いが見込まれるほか、日銀によるETF(上場投信)買いも下支えになると見込まれる」と話す。

きょうは国内では5月全国・6月東京都区部消費者物価や5月家計調査、5月鉱工業生産など経済指標の発表が相次ぐ。新興市場ではSYSホールディングス(3988.T)、ツナグ・ソリューションズ(6551.T)、GameWith(6552.T)の新規上場が予定されている。海外では中国6月製造業・非製造業PMI(国家統計局)が公表される予定。ユーロ圏6月の消費者物価指数速報値なども発表される。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      20220.30 20318.11 18224.68

+89.89 2017年6月20日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物9月限 19975(円建て)

*内容を追加して再送します。

長田善行

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below