June 17, 2014 / 7:42 AM / 5 years ago

ニコンが2016年度に営業益1100億円計画、医療などM&Aに2000億円

6月17日、ニコンは3カ年の中期経営計画について、2017年3月期には売上高1兆2000億円、営業利益1100億円を目指すと発表した。2012年8月撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 17日 ロイター] - ニコンは17日、2017年3月期に売上高1兆2000億円(14年3月期は9805億円)、営業利益1100億円(同629億円)を目指す3カ年の中期経営計画を発表した。デジタルカメラや露光装置の既存事業は規模を追わず、医療機器など新規事業で成長を図っていく。医療機器事業を中心に3年間で2000億円のM&A(合併・買収)を計画する。

医療を含む新規事業はゼロから立ち上げて、17年3月期に売上高1300億円、営業利益40億円を計画。1300億円の売上高の計画のうち、医療事業で1000億円を目指す。検査機器、診断機器、手術機器、再生医療、創薬支援の各分野の事業を立ち上げる。

6月27日の株主総会終了後に社長に就任する牛田一雄副社長は説明会で「医療事業の成長はM&Aによるものが大きい」と指摘。近く、金融と医療業界に精通するM&Aの専門チームを設置して、案件精査を進める方針を示した。

このほか、医療事業で300億円規模のベンチャーキャピタルファンドを立ち上げる。投資案件の育成だけでなく、最先端の医療業界情報を入手してM&Aにつなげる。

3年間で2000億円のM&A資金の一部は、超解像顕微鏡システムと工場用の検査システムなどのインストルメンツ事業にも充てる。インストルメンツ事業は、17年3月期に売上高1000億円(14年3月期は647億円)、営業損益80億円の黒字(同21億円の赤字)を目指す拡大計画を策定した。

中期経営計画の3カ年の研究開発費は累計2200億円で、このうち500億円を医療事業など新規事業に投じる。

一方で、既存事業のデジカメと露光装置については、大幅な拡大を見込まず、収益性の改善に注力する。デジカメは先進国が成熟化する中で新興国開拓を進める。半導体露光装置は新製品の投入で市場シェア拡大を図り、液晶露光装置も高シェアの維持を目指す。

*内容を追加して再送します。

村井令二 編集:吉瀬邦彦

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