October 30, 2014 / 2:27 AM / 6 years ago

任天堂が睡眠・疲労の測定機器を開発へ、15年から健康事業に参入

 10月30日、任天堂の岩田聡社長は、都内での経営方針説明会で、健康領域の新事業について「睡眠と疲労を見える化する」と述べ、睡眠や疲労を手軽に測定できる機器を開発すると発表した。写真は、任天堂のロゴ、6月撮影(2014年 ロイター/Kevork Djansezian)

[東京 30日 ロイター] - 任天堂の岩田聡社長は30日、東京都内で開いた経営方針説明会で、2015年の参入を表明していた健康領域の新事業について、睡眠や疲労を手軽に測定できる機器を開発すると発表した。

米国の医療機器メーカー、レスメド(RMD.N)と提携し、非接触センサーの技術供与を受けるという。

新事業は、2015年から開始して、2016年に収益化する計画。新しい機器は、身に着けずに測定できる「ノンウエアラブル」がコンセプトで、寝ている間にベットの脇に置くだけで心拍などを身体に触れずに計測する。結果をクラウドサーバに送ってデータを分析し、運動や食事のアドバイスするなどの機能で、健康を支援するという。

岩田社長は、新しい機器について「睡眠・疲労の『見える化』を実現する」と述べた。機器を身に着ける煩わしさや、操作の手間や測定結果の時間を省くことができれば「大きな潜在需要がある」と指摘。ユーザーが睡眠や疲労のデータ測定を楽しみながら継続するには「ゲームにハマる」(岩田社長)という任天堂のノウハウが生かせるという。

ビジネスモデルや料金体系は、来年の実機の公表と同時に説明する予定。機器を売り切るだけでなく、利用に応じてサービスに課金する事業の構築を目指す。

据え置き型ゲーム機「WiiU」の販売不振を背景に、健康領域の新事業は今年1月の経営方針説明会で参入を表明。任天堂が得意な「娯楽」の分野を「QOL(クオリティ・オブ・ライフ、生活の質)」と再定義して、社長直轄の新規事業部門を発足し、健康領域のビジネスモデルの開発を進めてきた。

現段階では、新事業のコンセプトの公表にとどまったが、岩田社長は「任天堂1社で完結するものではなく、アイデアを持つパートナーと仕組みを作りたい」と説明。サービス開始前に事業の概要を公表することで、提携相手を広く募っていく方針を示した。

*見出しを修正して再送しました。

村井令二

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