[メルボルン 23日 ロイター] - テニスの四大大会第1戦、全豪オープンは23日、メルボルンで試合を行い、男子シングルス準々決勝で第8シードの錦織圭は第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に途中棄権で敗れた。
錦織は1─6で落とした第1セット後にメディカルタイムアウトを要求し、トレーナーが右太ももの治療を実施。しかし、1─4となった第2セットの途中に棄権を申し出た。
3試合のフルセットを勝ち抜いてきていた錦織は、試合後「フレッシュな状態ではなかったが、試合前に問題はなかった」と話した。一方で、「第3ゲームか第4ゲームを終えた時点で、サーブを打つ時に右足に大きな負担を感じた。その後は、膝を曲げることもジャンプすることもできなかった」と述べた。
準決勝への進出を決めたジョコビッチは、グランドスラム初のベスト4となる第28シードのリュカ・プイユ(フランス)と対戦する。