September 26, 2018 / 8:24 AM / 3 months ago

日産が完成検査で新たな不正、検査未実施や測定値を書き換え

 9月26日、日産自動車は、新車出荷前の安全性などを最終確認する「完成検査」での不正に関する詳細な調査結果を国土交通省に報告し、公表した。写真は同社のロゴ。メキシコのシウダー・フアレスで昨年5月撮影(2018年 ロイター/Jose Luis Gonzalez)

[東京 26日 ロイター] - 日産自動車(7201.T)は26日、新車出荷前の安全性などを最終確認する「完成検査」での不正に関する詳細な調査結果を国土交通省に報告し、公表した。燃費・排出ガスの測定試験で国が定めた基準を守っていなかったこれまでの不正に加え、他の検査工程でも検査の未実施や測定値の書き換えなど複数の不正が判明した。

具体的には、本来なされるべきブレーキ液の残量警告灯の機能確認試験が実施されていなかったほか、一部の車両で車外の騒音や最大安定傾斜角度が確認されていなかった。前照灯の照射方向や車の全幅、警音器の音量、ハンドルの最大回転数など8つの項目で測定値や試験条件が書き換えられていたという。

事実関係や原因などの調査の実施に関しては、社内だけでなく、第三者である西村あさひ法律事務所に委託した。日産は問題の背景や原因について、完成検査員の「規範意識の鈍麻(どんま)」や「人員不足」、「完成検査軽視の風潮」、「現場管理の不在」など10項目を挙げ、昨年来取り組んできた再発防止策を見直すとした。

燃費・排出ガス測定で数値の書き換えがあった台数は、今回の不正発覚を受けて7月9日発表時から34台増え、1205台となった。ただ、車両の品質はいずれも保安基準や検査規格に適合しているという。

白木真紀

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