May 20, 2020 / 2:19 PM / 3 months ago

米当局、ゴーン被告の逃亡支援容疑で元特殊部隊員ら2人逮捕

[ボストン/ワシントン 20日 ロイター] - 米当局は20日、日産自動車(7201.T)前会長のカルロス・ゴーン被告の逃亡を手助けした容疑で2人を逮捕した。

米当局は20日、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告の逃亡を手助けした容疑で2人を逮捕した。写真は逃亡先のレバノンで会見するゴーン被告。1月8日、ベイルートで撮影(2020年 ロイター/Mohamed Azakir)

マサチューセッツ州の検察当局によると、逮捕されたのは米陸軍特殊部隊グリーンベレーの元隊員、マイケル・テイラー容疑者(59)とマイケル容疑者の息子、ピーター・テイラー容疑者(27)。

東京地検は今年1月、犯人隠避と入管難民法違反ほう助の容疑でテイラー親子とジョージ・ザイェク容疑者の3人について逮捕状を取っていた。

拘束は日本側の要請に基づくもので、米司法省は今月6日に逮捕状を受け取っていた。

米検察当局によると、ピーター容疑者はゴーン被告がレバノンに逃亡した2019年12月29日の前日に日本に入国し、マイケル容疑者とザイェク容疑者はその翌日、楽器用とみられる大型の黒い箱を携えて到着。ゴーン被告は3人と面会し、マイケル、ザイェク両容疑者とホテルの1室に入った後、大形の箱の中に隠れた。箱は空港に運ばれ、トルコ行きのプライベートジェット機に積まれたという。

その2日後、ゴーン被告は自身がレバノンにいると明らかにした。

裁判所への提出文書によると、米当局は、ピーター容疑者がボストンからロンドン経由でレバノンに向かう20日出発の航空便を予約したことを知って2人の逮捕に至った。

2人は逮捕後、連邦裁判所のビデオ法廷に出廷した。検察当局は、2人がゴーン被告の日本出国で果たした役割を踏まえると、逃亡のリスクがあるとしている。

日本側は出来るだけ早期に容疑者らの身柄引き渡しを要請するとみられる。一方、テイラー親子の弁護士、ポール・ケリー氏は、2人の容疑者は公正な審理を受けるべきだと主張。身柄引き渡し要請に異議を申し立てる可能性がある。

ゴーン被告の元弁護士、弘中惇一郎氏は21日にロイターの電話取材に対して、身柄引き渡しの十分な証拠があるかどうかが鍵になると指摘し、今後の進展を見守るとコメントした。

日産自動車はロイターに対して電子メールで、身柄引き渡し手続きに留意しているとし、ゴーン被告に対して一段の法的措置を取る権利があると述べた。

ゴーン被告の逃亡を巡っては、トルコ当局も今月、逃亡に関与した操縦士など7人を起訴した。ゴーン被告はイスタンブールを経由してレバノンに入国した。

*内容を追加しました。

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