February 8, 2018 / 3:40 PM / 16 days ago

インタビュー:米市場は規模より「販売の質向上」、中国は「成長シフトに」=日産社長

[横浜市 8日 ロイター] - 日産自動車の西川廣人社長は8日、ロイターとのインタビューで、競争激化で利益が悪化している米国市場での戦略について、今年度から2018、19年度にかけて「販売や仕事の質を上げることに集中する」と述べ、当面は規模の拡大よりも収益性の改善に注力する姿勢を示した。

米国販売は17年度に160万台を計画する。西川社長は米国市場で「さらに一段上を狙える力をつけたい」として、まず在庫調整などを行う必要性を指摘。それを踏まえ、20年度以降に販売台数やシェア拡大などの成長路線をめざす考えだ。

同社長は、米国市場の全体需要が当面は1700万台程度で推移すると予想。日産は「長い目でみたら、シェア10%程度を取る実力はある」と語った。

一方、中国での販売については、2022年までに米国市場を上回るとの見通しを示した。17年に152万台だった中国販売は22年に260万台をめざしており、「中国は成長シフトに注力する」と説明。日産の米国販売は「さすがにそのころに260万台にはならない」と語った。

一方、日産と仏ルノーの資本構造については「今の状態は悪いと思っていない」と指摘。「よほど変えないとまずいというリスクが出てこない限りはあまり考えない」として、現時点では見直す必要性はないとの考えを示した。現在、ルノーは日産株の43.3%を持つが、日産が保有するルノー株は15%で、議決権もない。

アライアンスを組む三菱自動車、ルノーとの3社の統合に関しては「自主性を尊重しないと成長力がなくなる」として否定。3社がそれぞれ独立して「最大限のシナジーを出すやり方が一番われわれにメリットが大きいと思う」とし、「その方向を追求することに集中したい」と話した。

白木真紀、田実直美

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