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日産とルノーの提携見直し、2月1日にも発表の可能性=関係筋

仏自動車大手ルノーと日産の提携関係見直しに関する合意が早ければ2月1日に発表される可能性があることが、事情に詳しい関係筋の話で19日に分かった。資料写真、2019年2月、横浜の日産グローバル本社で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-hoon)

[パリ 19日 ロイター] - 仏自動車大手ルノーと日産の提携関係見直しに関する合意が早ければ2月1日に発表される可能性があることが、事情に詳しい関係筋の話で19日に分かった。

関係筋はこれまでに、両社がルノーの日産に対する出資比率を現在の43%から15%まで引き下げ、対等な資本関係にすることを軸に協議していると話していた。

ルノーは合意発表時期のめどについてコメントを避けてきた。日産の欧州担当者はコメントの求めにまだ応じていない。

ルノーは設立を目指している電気自動車(EV)事業新会社に日産が出資する可能性も模索してきた。

日産が16日に独立社外取締役を中心とする委員会を開き、難航していた知的財産保護などについて、ルノーから示された譲歩案で交渉を進めることで一致したとロイターは報じていた。

関係筋によると、26日に日本で開くアライアンス(連合)の取締役会で合意案を再検証する見通し。ルノーのルカ・デメオ最高経営責任者(CEO)とジャンドミニク・スナール会長が出席する可能性があるという。

合意案はその後、両社取締役会の承認が必要になるが、開催日はまだ決まっていない。承認されれば、デメオ氏が欧州自動車工業会(ACEA)新会長の立場で31日にブリュッセルを訪問後、正式に発表される可能性があるという。

日程が変更される可能性はあるが、日産は2月9日、ルノーは2月16日に通期決算発表を控えており、関係筋によると、両社ともその前に提携見直しに関して正式発表することを望んでいる。

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