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日産、約116万台のリコールを届け出 無資格者による完成検査で
2017年10月6日 / 04:06 / 12日前

日産、約116万台のリコールを届け出 無資格者による完成検査で

 10月6日、日産自動車で無資格者が完成検査の一部を行っていた問題を巡り、石井啓一国土交通相は、国交省による同社国内6工場への立ち入り検査で判明した内容を明らかにした。写真は東京モーターショーで2015年11月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

[東京 6日 ロイター] - 日産自動車(7201.T)は6日、無資格者が完成検査の一部を行っていた問題で、安全性などを再点検するため、初回の車検をまだ受けていない2014年1月6日から17年9月19日までに製造された計38車種、約116万台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

対象38車種のうち、日産車は小型車「ノート」など28車種で、同製造期間に生産したすべての車となる。三菱自動車(7211.T)に生産を委託している軽自動車は対象外。残り10車種は、いすゞ自動車(7202.T)、スズキ(7269.T)など他社へのOEM(相手先ブランドによる生産)供給分。対象車は指定整備工場で車検相当の再点検が行われ、保安基準に関する不具合があった場合はその箇所に応じた措置を取る。

同社は当初、リコール対象車を14年10月から17年9月までの計24車種、約121万台と公表していた。しかし、実際のリコール届け出時には、他社からの受託生産分が含まれ、車種数が増加。完成検査の終了証が9カ月間有効なことから製造期間の範囲も広がった。一方、初回車検が登録から2年の貨物車を3年で計算するなど当初の日産の算出にミスもあって差し引きした結果、対象台数が減った。

日産は国内にある6カ所すべての完成車工場で、社内で認定を受けた「完成検査員」がすべき完成検査を、資格のない「補助検査員」が一部実施していたと発表した。

完成検査とは、ライトの点灯状況、ハンドルやブレーキの利き具合など安全性を出荷前に最終的にチェックする作業。道路運送車両法に基づき、国を代行する形で自動車メーカー各社が実施することが認められており、社内の研修を受けて認定された従業員が検査すると決められている。

日産の不正は、国交省が9月18日以降に実施してきた6つの完成車工場への立ち入り検査で判明した。同省によると、補助検査員が完成検査を行っていたにも関わらず、検査結果を記録する書類には完成検査員の印鑑を押印していたほか、検査にあたった従業員には必要な研修を受けていない期間従業員も含まれていたという。

*内容を追加しました。

白木真紀

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