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日生が初の海外プロジェクト融資、1億ドル規模 利回り確保狙う
February 28, 2017 / 2:43 AM / 10 months ago

日生が初の海外プロジェクト融資、1億ドル規模 利回り確保狙う

[東京 28日 ロイター] - 日本生命は、同社で初となる海外のプロジェクトファイナンス案件への融資を実施した。規模は1億ドル。ロイターの取材に対して、担当者が明らかにした。

 2月28日、日本生命は、同社で初となる海外のプロジェクトファイナンス案件への融資を実施した。写真は日生の筒井義信社長。都内で2015年4月撮影(2017年 ロイター/Thomas Peter)

国内の低金利が長期化する中、生保各社は運用の中心だった日本国債では契約者に約束した利回りが確保できなくなっている。そのため、海外の社債などリスクはあるがより高い利回りが期待できる資産に投資対象を拡大する取り組みを行っている。

日生の筒井義信社長は1月のロイターとのインタビューで、運用収益の拡大に向けて、海外プロジェクトファイナンスへの投融資を新たに2017年度から始めることを明らかにしていた。

同社は今月、三菱東京UFJ銀行から貸付債権の譲渡を受ける形で、米国の天然ガス液化プロジェクトに対し、1億ドルの外貨建て貸付債権を取得した。

残存期間は10年超で、為替ヘッジコストなどを除いた後で1%台半ばの利回りを確保でき、「国内融資に比べ、スプレッドは厚め」(芝田景・融資企画課長)という。

10年以上にわたる保険負債に対応した運用をする生保にとっては、基本的に長期の固定金利による貸し出しが望ましいとされている。

今回の融資は基準金利にスプレッドを上乗せする変動金利型。芝田氏は、米金利上昇時にヘッジコストが悪化しても、受け取り利息拡大である程度相殺できることが期待できるとしている。

今回の案件では、既存のローン債権を別の金融機関から取得したが、今後は「案件選別をしながら、プライマリー(案件組成時)からの参加を目指す」(榊原龍資・資本市場営業課長)としている。

浦中大我 編集:田巻一彦

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