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ニトリHD、今期は31期連続増収増益を計画 14期連続増配へ
2017年3月28日 / 06:51 / 8ヶ月後

ニトリHD、今期は31期連続増収増益を計画 14期連続増配へ

[東京 28日 ロイター] - ニトリホールディングス (9843.T)は28日、2018年2月期の連結営業利益が前年比15.4%増の990億円になるとの見通しを発表した。

都心部への新規出店や客層の拡大などで売上げも好調に推移しており、31期連続の増収増益を見込む。年間配当は10円増配の年92円で、14期連続の増配を計画している。

18年2月期は、既存店の活性化に力を入れる方針。80億円をかけ、60店舗の改装を行う。新規店舗の純増数は、海外16店舗を含む61店舗を予定しており、期末の店舗数は国内外計で532店舗となる。中国では10店舗を計画しており「経営資源を集中させ、出店を加速させていく」(白井俊之社長・COO)という。

トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト13人の営業利益予測の平均値は1017億円となっており、会社計画はこれを下回った。

18年2月期の既存店売上高は前年比1.9%増を前提としている。

すでに、1ドル=103円前半でほぼ100%の為替予約を終えており、業績見通しの前提となる為替は104円となっている。17年2月期の108.12円に比べて、4円程度円高になっている。来期以降の予約について似鳥昭雄会長・CEO(最高経営責任者)は「来年以降の予約は未定。いつ、どうすればよいか検討している」とした。

物流経費などは、商品のパッケージを小さくするなどして効率化を図り、対応している。

2017年2月期は、連結売上高が前年比12.0%増の5129億円、営業利益が同17.4%増の857億円となった。営業利益は、会社計画の790億円を上回った。売り上げ増に加え、商品入れ替えにより粗利益高が上がったことで、人件費増加などの販管費増をカバーした。

客数が5.5%増、客単価が前年並みで、受注ベースでの既存店売上高は5.5%増となった。都心部への出店などにより、客層が拡大し、客数が増加した。

2月末の国内外の店舗数は471店舗。同社は、2022年までに1000店舗の展開を目指している。

期末配当は、前年同期に対して10円増配のほか、30期連続増収増益の記念配当2円を加え、47円とする。中間期末35円と併せ年間82円(前期は65円)の大幅増配となる。

30期連続の増収増益を達成したことについて、似鳥CEOは「ひとつの節目。ここまで来たらできるだけ長くやりたい」と、継続に意欲を示した。

一方、現在のビジネスモデルはいずれ限界が来るとし「次のビジネスモデルが必要。アパレル参入などの可能性については検討課題としている。ただ、現時点で、どこかを買収するなどの計画があるわけではない」とした。

*内容を加えました。

清水律子

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