[ソウル 24日 ロイター] - 北朝鮮の崔善姫外務次官は、米朝首脳会談の先行きは「完全に」米政府次第、との認識を示すとともに、北朝鮮がリビアのようになるとのペンス米副大統領の発言を非難した。北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。
KCNAによると、崔次官は「米国がわれわれと協議の席に着くことを望まないなら、対話を懇願することも、説得を試みることもしない」と表明。
また、米国が北朝鮮の善意を裏切るなら、金正恩朝鮮労働党委員長に、6月12日にシンガポールで開催が予定されている米朝首脳会談の再考を提言する可能性もあると述べた。
*内容を追加します。
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