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北朝鮮「火星17」発射と発表、米韓空軍は合同訓練

[ソウル 19日 ロイター] - 北朝鮮は19日、国営の朝鮮中央通信(KCNA)を通じ、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の発射実験を前日に実施したと発表した。金正恩朝鮮労働党総書記が娘と妻を連れて実験場を視察し、米国の核の脅威には核兵器で対抗すると言明したと伝えている。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は19日、同国が18日に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を実施したと報じた。写真はKCNAが19日に公表したICBM発射とされる写真(2022年 ロイター/KCNA via REUTERS)

一方、韓国軍は19日、米韓空軍が合同訓練を実施したと発表した。米国の拡大抑止戦力の迅速な展開を向上させる狙いで、韓国軍のF35A戦闘機、米軍のF16戦闘機やB1B戦略爆撃機が参加した。

KCNAによると、金総書記は新型戦略兵器の信頼性と性能を確認したと発言。核兵器の脅威を察知する能力も実験で証明したと述べた。その上で、これを急がせたのは米国や敵対勢力だと指摘した。

KCNAは「金総書記は、敵が脅威を与え続けるなら核兵器には核兵器で、全面対決には全面対決で断固として対応すると宣言した」とした上で、火星17の発射は「最も強力で絶対的な核抑止力」の構築を目指した北朝鮮の「最優先の防衛構築戦略」の一部であり、「世界最強の戦略兵器」と報じている。

18日のミサイルの飛行距離ほぼ1000キロ、飛行時間は約69分で、最高高度は6041キロに達したという。

さらに金総書記は今回の発射実験について、北朝鮮に対する軍事的な動きは「自滅」につながると米国やその同盟国に警告する必要がある中、「いかなる核の脅威も封じ込めるもう一つの信頼できる最大の能力」を確認したと述べた。

また、「わが党と政府は敵によるヒステリックな侵略戦争訓練に報復する最も強い意志を明確に示すべき」とし、「米国の帝国主義者が同盟国への『拡大抑止力の強化』や戦争訓練に熱中して軍事的虚勢を張れば張るほど、われわれの軍事的反応はより攻撃的になる」とけん制した。

戦略兵器の開発を加速し、ICBMおよび戦術核兵器部隊が「いつでも、いかなる状況でも」完璧に任務を遂行できるよう、より集中的な訓練を行うことも命じた。

北朝鮮を巡っては、国連安全保障理事会が米国の要請で21日に会合を開く。

北朝鮮は18日午前、米国本土が射程に入る可能性があるICBM級の弾道ミサイルを発射していた。

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