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国連世界食糧計画にノーベル平和賞、飢餓対策に尽力

10月9日、ノルウェーのノーベル賞委員会は今年のノーベル平和賞をローマに本部を置く国連世界食糧計画(WFP)に授与すると発表した。写真は1月、ブルキナファソのピシラで、WFPが提供した食糧を運ぶ作業員ら(2020年 ロイター/Anne Mimault)

[オスロ 9日 ロイター] - ノルウェーのノーベル賞委員会は今年のノーベル平和賞を国連世界食糧計画(WFP)に授与すると発表した。飢餓への取り組みや紛争地域における平和構築への貢献が評価された。

WFPはローマに本部を置き、毎年およそ88カ国で約9700万人に支援を行っている。

レイスアンデルセン委員長は記者会見で「国際的な連帯と多国間協力の必要性がこれまで以上に明白になっている」と指摘。 WFPは飢餓が戦争や紛争の武器として利用されることを防ぐ推進力となったと評価した。

委員長は「新型コロナウイルスの流行によって世界で飢餓に苦しむ人が急増した。医療用ワクチンが開発されるまで食料が混とんに対する最善のワクチンとなる」と指摘した。

その上で「WFPは1年以内に2億6500万人が飢餓状態に陥ると推定している。これは国際社会に対してWFPへの資金拠出を減らさないようにとの呼び掛けでもある」と述べた。

WFPはツイッターに「世界中の1億人以上の飢えた子どもや女性、男性に食料と支援を届けるために日々命をかけているWFPスタッフの仕事への評価だ」とと投稿し謝意を表明した。

WFPの報道官はジュネーブで記者会見し「新型コロナにより世界中で封鎖が行われる中でもWFPは取り組みを強化し、地域社会とのつながりを築くことができた。ほとんどの民間航空機がストップしていた時期に、われわれは一時世界最大の運航組織だった」と述べた。

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