[ヘルシンキ 11日 ロイター] - フィンランドの通信機器大手ノキアは11日、2021年の利益予想を上方修正した。ベンチャーファンド投資が寄与するという。
同社は21年の比較可能ベースの営業利益率を12.4─12.6%と予測。従来予測は10─12%だった。純売上高の予測は217億─227億ユーロで、従来予測のレンジ内だった。
第4・四半期の主力事業はほぼ予想通りだが、ベンチャーファンド投資など他の営業利益が予想を上回ったという。
同社は来月3日に通期決算を発表する。
22年の比較可能ベースの営業利益率は11─13.5%になる見通し。
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