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ノキア、通期予想を上方修正 第2四半期の業績が予想上回る

7月29日、フィンランドの通信機器大手ノキアは通期の業績予想を上方修正した。パリ近郊のノキア社屋で2020年6月撮影(2021年 ロイター/Benoit Tessier)

[ヘルシンキ/ストックホルム 29日 ロイター] - フィンランドの通信機器大手ノキアは29日、通期の業績予想を上方修正した。第2・四半期の営業利益が予想を上回ったことが背景。

事業が急ピッチで改善しており、序盤の株式市場では、同社株が7%値上がりしている。

同社では1年前にペッカ・ルントマルク氏が最高経営責任者(CEO)に就任。業務の変更や、研究開発への投資拡大、同社に有利な地政学情勢を背景に、第5世代(5G)通信網で受注合戦を繰り広げており、最大のライバルであるスウェーデンのエリクソンをリードしている。

同CEOは電話会議で「5Gを巡る当社の状況は明らかに改善した。顧客を取り戻している」とし、見通しが上向いていることを改めて示した。

ノキアは先週、中国の5G設備の入札で受注業者に選ばれ、同国で初めて5G契約を結んだ。中国の別の通信会社2社からも受注を獲得するとみられている。

ただ、同社は昨年、米通信大手ベライゾンから66億ドルの受注を逃しており、同CEOは、これが年内の業績に悪影響を及ぼすと指摘。

世界的な半導体不足の影響も受けており、同CEOはロイターとのインタビューで「今年下半期、また来年に入っても、この状況は続くだろう。現在、需要は非常に旺盛で、もっと半導体があれば、もっと速く成長できる可能性がある」と述べた。

同社は通期の純売上高を217億ー227億ユーロと予想。従来予想は206億ー218億ユーロだった。営業利益率の予想は10ー12%、従来予想は7-10%だった。

第2・四半期の営業利益は、比較可能なベースで6億8200万ユーロ(8億0851万ドル)。前年同期の4億2300万ユーロ、リフィニティブがまとめた市場予想の4億0800万ユーロを上回った。

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