Reuters logo
米FRB、次期議長にウォーシュ氏就任なら現行路線から逸脱=ノムラ
2017年10月6日 / 22:07 / 12日後

米FRB、次期議長にウォーシュ氏就任なら現行路線から逸脱=ノムラ

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 来年2月に任期が切れるイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の後任候補として有力視されているケビン・ウォーシュ元FRB理事について、ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのエコミストは6日、同氏がFRB議長に就任した場合、FRBは現在の緩やかな利上げと緩やかなバランスシートの縮小路線から逸脱するとの見方を示した。

ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルの米金利戦略部門責任者のジョージ・ゴンカルベス氏は、「ウォーシュ氏が主導するFRBは現在の路線から明らかにシフトし、最も興味深くなると見ている」と述べた。

ノムラのエコノミストは、トランプ大統領がウォーシュ氏を次期FRB議長に選ぶ確率は40%であると予想。FRBの現行路線を維持すると見られている現FRB理事のジェローム・パウエル氏を選ぶ確率は20%としている。

このほか、イエレン氏再任の確率も20%と予想。国家経済会議(NEC)委員長のゲーリー・コーン氏、および他の候補が指名される確率はそれぞれ10%としている。

ゴンカルベス氏は、ウォーシュ氏がイエレン氏と最も異なると予想されるのは、現在過去最高値水準にある株式市場に調整が入ったとしても動じないと見られる点と指摘。イエレン議長、およびバーナンキ前議長は金融市場の動きに敏感に反応してきた。

ゴンカルベス氏はまた、ウォーシュ氏がFRB議長に就任した場合、バランスシートの縮小ペースが速まる可能性があるとも指摘。特にモーゲージ担保証券(MBS)の縮小が速くなる可能性があるとの見方を示した。

ウォーシュ氏を巡っては、FRBの債券買い入れ第2弾に反対して2011年に辞任したとの見方が一部トレーダーの間で出ている。ゴンカルベス氏はこうしたことを踏まえ、ウォーシュ氏が将来的に再度量的緩和第(QE)を実施しFRBのバランスシートを拡大させる公算は小さいと予想。ウォーシュ氏はリセッション(景気後退)や金融危機に直面した際に量的緩和を実施する公算は小さいため、債券市場における長期リスクプレミアムはそれほど大きく低下することはないとしている。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below