[シドニー 17日 ロイター] - 関係筋によると、野村ホールディングスは、アジアの投資銀行部門で18人の人員を削減した。大半は中国関連業務に従事していたという。
先週、香港、シンガポール、マレーシア、台湾の人員を削減した。
人員削減はアジアに限定されたものではなく、米国、欧州、中東、アフリカの国際投資銀行部門も影響を受けるという。
同社は「2022年はグローバルな投資銀行手数料のプールが大幅に悪化した。その結果、一部の分野で人員を減らす必要が生じた」と述べた。
関係筋によると、アジアのディールメーキングが過去1年低調だったことを背景に、株式資本市場部門、債券資本市場部門、コーポレートファイナンス部門、東南アジア部門で各2─3人が削減された。
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