[ストックホルム 22日 ロイター] - フィンランドのニーニスト大統領は22日、フィンランドとスウェーデンは北大西洋条約機構(NATO)加盟に向け「手を取り合って」進んでいるが、北欧2カ国の申請を批准するかどうかはトルコが決めることだと述べた。
「われわれは手中にあるものに関しては手を取り合って進めている」とした上で「批准は手中にない」と指摘。スウェーデンの申請が保留されたとしてもフィンランドは承認されればNATOへの加盟を進めるとした。
また今月28日に採決が予定されているNATO加盟申請法案がフィンランド議会で可決されれば署名するとした。NATO議会がこの申請を批准すれば、スウェーデンの加盟が遅れたとしてもフィンランドは加盟することになる。
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