for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

北朝鮮、平壌で建国記念の軍事パレード 金正恩氏出席=KCNA

北朝鮮は9日、平壌の金日成広場で建国記念の軍事パレードを開催した。国営の朝鮮中央通信社(KCNA)が伝えた。パレードには金正恩朝鮮労働党総書記が出席した。 資料写真、KCNAが3日提供(2021年 ロイター)

[ソウル/北京 9日 ロイター] - 北朝鮮は9日、平壌の金日成広場で建国記念の軍事パレードを開催した。国営の朝鮮中央通信社(KCNA)が伝えた。建国73年を記念するもので、真夜中に行われたパレードには金正恩朝鮮労働党総書記も出席した。

朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、オレンジ色の防護服と医療用マスクを着用した人々の写真を掲載。新型コロナウイルス対策をアピールしたものとみられる。

ライフルを持った兵士が行進する姿や多連装ロケット砲を映した写真も掲載されたが、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)が登場した昨年10月の未明の軍事パレードとは異なり、ミサイルの写真はなく、記事でもミサイルへの言及はなかった。金総書記の演説もなかった。

KCNAは「緊急感染症予防と保健省の隊列は、感染症の世界的な流行から国と国民の安全をしっかりと守り、愛国的な熱気に満ちあふれ、社会主義の利点を全世界に示した」と伝えた。

北朝鮮では昨年10月に続き、今年1月にも夜間の軍事パレードを実施。今回の軍事パレードについては、商業衛星の画像で準備作業が行われていることが確認されていた。

中国中央テレビ(CCTV)によると、同国の習近平国家主席は9日、金正恩総書記に建国73年を祝う祝電を送った。

今回のパレードでは、民間防衛組織である労農赤衛軍の民兵部隊や治安部隊が行進。労農赤衛軍のパレードは2013年以来となる。

韓国・北韓大学院大学の梁茂進教授は、今回のパレードについて、戦略的兵器が登場しなかったもようで、治安部隊を中心としたものだったとし、金総書記が新型コロナや経済など国内問題を重視していることが浮き彫りになったとの見方を示した。

同教授は「国の団結と体制の結束を促すことを目的とした厳密な国内行事だったようだ。核兵器は登場せず、出席した金総書記は演説しなかった。パレードを目立たないものにし、将来の米韓との協議を探る余地を残す意図があったのではないか」と述べた。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up