[ソウル 17日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は16日、軍事衛星施設を視察した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が報じた。
金氏はまた、軍事偵察衛星1号機の発射のために期間限定で任命した準備委員会の計画で新たな段階を承認したという。
発射時期については報じていない。
金氏は、軍事偵察衛星の打ち上げ成功が北朝鮮の支配的な安全保障環境に必要だと述べた。
KCNAは先月、軍事偵察衛星1号機の製造が完了し、打ち上げの最終準備が進められていると報じていた。
米国拠点の北朝鮮分析サイト「38ノース」は今週、北朝鮮の西海衛星発射場の発射台部分で約半年ぶりに活動が再開したとの分析を示したが、衛星を打ち上げるためにやるべき作業が多く残されているとしていた。
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