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北朝鮮、新たな原子炉向けに部品製造を加速=IAEA
2017年8月28日 / 01:13 / 3ヶ月後

北朝鮮、新たな原子炉向けに部品製造を加速=IAEA

[ウィーン 25日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)は25日公表の年次報告書で、北朝鮮は建設中の原子炉向けに部品の製造を加速させており、既存の実験用原子炉の稼動も続けていると指摘した。

 8月25日、国際原子力機関(IAEA)は年次報告書で、北朝鮮は建設中の原子炉向けに部品の製造を加速させており、既存の実験用原子炉の稼動も続けていると指摘した。写真はIAEA本部。ウィーンで6月撮影(2017年 ロイター/Heinz-Peter Bader)

北朝鮮は昨年以来、2回の核実験と多数のミサイル実験を行っており、朝鮮半島を巡る緊張が高まっている。

IAEAは年次総会向けの報告書で、北朝鮮は核兵器の原料を生産する取り組みを続けているとの見解を表明。IAEAは北朝鮮の核施設に立ち入りできないが、衛星写真などを通じて活動を監視している。

「軽水炉建設用の敷地内で特定の原子炉部品製造に関する活動が活発になったもよう」との見方を示した。ただ、「原子炉格納施設に主要な原子炉部品が搬入された形跡は見られていない」とした。新たな原子炉は寧辺にある実験用原子炉の規模を上回る見通しだという。

実験用原子炉の近くには、使用済み核燃料を再処理し、核兵器の原料となるプルトニウムを生産する施設もある。ただ、IAEAは、この再処理施設が過去一年間、利用された形跡はないと報告。米シンクタンクは先に、この再処理施設は断続的に稼動しているとの見方を示している。

IAEAは、実験用原子炉は継続して稼動しているもようとした。これまでの報告書では、2015年に補給された核燃料棒が2年後に取り除かれる可能性を指摘。今回の報告書もこの見通しに沿っており、核燃料サイクルは17年終盤に終わるとした。

一方、北朝鮮による高濃縮ウラン生産の実態については余り知られていないが、報告書は寧辺にあるウラン濃縮のための遠心分離機が稼動している形跡があると説明。新たな原子炉の建設は遠心分離機濃縮施設に隣接する建物で行われているとした。

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