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北朝鮮の金総書記、米韓が軍増強と非難 「平和脅かす」

[ソウル 12日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、同国が進める兵器開発について、米国の敵視政策と朝鮮半島の不安定化につながっている韓国での軍備増強に対する自衛のためだと述べた。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が12日伝えた。

金総書記は国防発展展覧会で行った演説で、北朝鮮の軍増強は戦争を始めるためではないとし、「われわれはどの国との戦争についても話し合っておらず、むしろ国家の主権保護のために戦争自体を防ぎ、まさに戦争抑止力を強めようとしている」と述べた。

また、米国は北朝鮮を敵視していないと表明しているが、米国が「誤った判断と行動」を続ける中、そうした主張を信じることは難しいとの見方を示した。詳細には踏み込まなかった。

韓国については、無制限かつ危険な軍備増強が「朝鮮半島の軍事バランスを破壊し、軍事的な不安定さと危険度を高めている」と指摘。「北朝鮮の脅威を抑圧するというばかげた口実のもと、韓国はさまざまな機会において北朝鮮に軍事的優位に立ちたいという願望を公表してきた」と語った。

党機関紙の労働新聞が掲載した写真によると、同展覧会では、ICBM(大陸間弾道ミサイル)の「火星16」などさまざまな兵器が披露された。火星16は北朝鮮が保有する最大級のICBMで、昨年10月の軍事パレードで公開されたが、発射実験はまだ行われていない。

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米国国務省の報道官は、朝鮮半島の完全な非核化が米国の目標とし、米政府は北朝鮮に対し「敵対的な意図」は持っておらず、「真剣かつ持続的な外交」に向けた前提条件なしに北朝鮮と会談する用意があると改めて表明した。

同時に、北朝鮮の挑発および武力行使の抑止や危険な兵器プログラムの制限、米国民や同盟国の安全を守ることが米国の重大な関心とも強調した。

韓国国防省の報道官はブリーフィングで、公開された兵器の分析作業を同国と米国の情報機関がすでに進めており、今後も状況を注視していくと述べた。

韓国大統領府の徐薫(ソ・フン)国家安保室長は12日、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)とワシントンで会談し、北朝鮮について話し合う。

聯合ニュースによると、徐氏はワシントンに11日到着した際、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が提案している朝鮮戦争の正式な終戦宣言と対北朝鮮制裁の緩和の可能性について協議する考えを記者団に示していた。

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