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米国防総省、北朝鮮の核活動に懸念 IAEA報告受け

 米国防総省は2日、北朝鮮が核兵器に使用するため核燃料の再処理を行っている可能性があるとの国際原子力機関(IAEA)の報告に懸念を表明し、そうした活動が米朝間の緊張を高めることになると警告した。写真はバージニア州の国防総省の建物。2020年10月撮影(2021年 ロイター/Carlos Barria)

[ワシントン 2日 ロイター] - 米国防総省は2日、北朝鮮が核兵器に使用するため核燃料の再処理を行っている可能性があるとの国際原子力機関(IAEA)の報告に懸念を表明し、そうした活動が米朝間の緊張を高めることになると警告した。

米インド太平洋軍の情報担当トップ、マイケル・スチュードマン氏はIAEAが今週言及した北朝鮮の核活動について、バイデン政権の注意を引くことや米制裁の緩和に向けた交渉の切り札とする狙いがあるかもしれないとの見方を示した。バイデン政権は現在、対北朝鮮政策の見直しを行っている。

「われわれは注視している。北朝鮮が目指す方向について深く憂慮している」とオンラインイベントで語った。

IAEAのグロッシ事務局長は1日に開かれた理事会で、北朝鮮の寧辺と降仙(カンソン)の核施設での活動に言及。寧辺にある放射化学実験施設の蒸気プラントが稼働している様子が最近あったとした。北朝鮮は同施設を核燃料からプルトニウムを取り出す作業に使ってきた。

グロッシ氏は北朝鮮による核活動の継続は国連制裁に明確に違反しており、「非常に遺憾」だと述べた。

スチュードマン氏は、北朝鮮がおそらく核燃料の再処理を行っている証拠があるとするIAEA理事会の通告が「事実ならば、米朝間の緊張は異なるレベルになる」と強調。「まずはバイデン政権の注意を引き、この再処理に関する状況を制裁緩和に向けた交渉での切り札に使うつもりかもしれない」と語った。

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