March 19, 2019 / 1:13 AM / 3 months ago

米有力議員、対北朝鮮制裁「大幅に遅れ」と批判 対応加速を要請

 3月18日、米共和党のコリー・ガードナー上院議員と民主党のエド・マーキー上院議員は、トランプ政権による対北朝鮮制裁の遅れを是正するよう求めた。写真は米朝両国旗。ハノイで2月に撮影(2019年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[ワシントン 19日 ロイター] - 米共和党のコリー・ガードナー上院議員と民主党のエド・マーキー上院議員は18日、トランプ政権による対北朝鮮制裁の遅れを是正するよう求めた。

両議員は、ここ1年間の米朝間の外交関係において北朝鮮への制裁のペースが「大幅に遅れている」と指摘し、ポンペオ国務長官とムニューシン財務長官に宛てた書簡で、米国・国連の対北朝鮮制裁に再び注力するよう要請した。

ガードナー議員は上院外交委員会の東アジア小委員会で委員長を務め、マーキー議員は同委員会の有力委員。

両議員はシンクタンク「民主主義防衛財団」の調査を参考に、「北朝鮮当局による不正行為を示す証拠は十分あるにもかかわらず」、トランプ政権は2017年3月31日から北朝鮮の182の個人・機関に制裁を科したものの、18年2月23日以降はその数はわずか26だったと説明した。

また、北朝鮮が国連制裁に従っていないとする19年の国連報告書にも言及。同報告書は、石油製品と石炭の密輸の大幅増加や、武器禁輸措置の違反が確認されたとしている。

両議員は、核兵器を放棄するよう北朝鮮の説得を目指す米国の外交的取り組みは歓迎する一方、「現状は受け入れ難く、『最大限の圧力と関与』という原則とは大きく異なる」との考えを示した。

書簡に関する国務省からのコメントは現時点で得られていない。

ポンペオ長官は18日、カンザス州のラジオ局のインタビューに応じ、米政権の対北朝鮮経済制裁はこれまでで最も厳しいとした上で、北朝鮮との外交的な関わりもこれまでで最も期待できるものだと述べた。

国務省は、米国のビーガン北朝鮮担当特別大使が19日にロンドンに向かい、英国、フランス、ドイツの担当者と北朝鮮の非核化に向けた取り組みを協議すると明らかにした。

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