[オスロ 26日 ロイター] - ノルウェーの政府系ファンドは26日、米石油大手シェブロンとエクソンモービルに対し温室効果ガス排出削減目標の強化を求める株主提案に賛成票を投じる意向を示した。
株主提案は、経営陣の推奨に反し「スコープ3」(サプライチェーン排出量)の中期削減目標の採用を両社に求める内容。
エクソンモービルはスコープ3の目標を設定しておらず、シェブロンはスコープ3の排出原単位を2016─28年に5%削減することを目指している。
また同ファンドは、シェブロンのマイク・ワース最高経営責任者(CEO)とエクソンモービルのダレン・ウッズCEOが取締役会議長を兼務することに反対する方針も示した。同一人物がCEOと取締役会議長を兼務すべきではないとしている。
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