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イタリア、ロシア北極圏LNG事業に融資停止=関係筋

3月1日、イタリアはロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシア天然ガス大手ノバテクが主導する北極圏の液化天然ガス(LNG)生産事業への融資を停止した。写真はノバテクのロゴ。サンクトペテルブルクで行われたフォーラムで2017年6月撮影(2022年 ロイター/Sergei Karpukhin)

[ローマ 1日 ロイター] - イタリアはロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシア天然ガス大手ノバテクが主導する北極圏の液化天然ガス(LNG)生産事業への融資を停止した。関係筋2人が1日、明らかにした。

イタリアは総事業費が210億ドルに上る「アークティック(北極)LNG2」事業に5億ユーロ(5億6100万ドル)を融資する予定だったことが、関係筋のこれまでの話で明らかになっている。ただ、欧米の対ロシア制裁がさらに強化される可能性もあるため、再考を迫られた。

イタリアの国営金融機関である預託貸付公庫(CDP)と銀行大手インテーザ・サンパオロのロシア部門が最近、同事業への融資で合意していた。イタリアの輸出信用保険会社であるSACEの保証も付く予定だった。

関係筋によると、融資はまだ実行されておらず、CDPとインテーザはロシアとの関係を断つ企業が相次ぐ中、静観することを決めたという。インテーザ、CDP、SACE,イタリア財務省は融資に関する今後の対応を話し合っているという。

ウクライナ侵攻前の時点で、アークティックLNG2は2023年に生産を開始し、26年に年間生産能力いっぱいの約2000万トンに達する計画だった。

ノバテクは同事業の60%を負担し、三井物産と独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の企業連合、仏トタルエナジーズ、中国石油天然ガス集団(CNPC)、中国海洋石油集団(CNOOC)がそれぞれ1割出資している。

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