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「無法状態放置したくない」 NTT社長、海賊版サイト遮断で

 5月11日、NTTの鵜浦博夫社長は、漫画などを無断掲載している海賊版サイトに対する接続の遮断(ブロッキング)を表明したことについて「無法状態を放置したくない」と述べ、理解を求めた。1日撮影(2018年 ロイター/Issei Kato)

[東京 11日 ロイター] - NTT9432.Tの鵜浦博夫社長は11日の会見で、漫画などをインターネット上に無断掲載している海賊版サイトに対する接続の遮断(ブロッキング)を表明したことについて「ネット社会では私はやや悪者になっているようだが、無法状態を放置したくないという強い思いで準備をしてきた」と述べ、理解を求めた。

NTTグループは4月23日、一部の海賊版サイトに対して、ブロッキングを実施すると発表した。ただ、ブロッキングの対象となったサイトはすでに閲覧できない状態にある。

鵜浦社長は「確かに当該サイトはいま閉じているが、閉じたからといってある種の不法行為が清算できたわけではない」と指摘。「こういった行為が繰り返されるのを防止するために、何らかの形で取り組みを宣言する必要がある」とブロッキングを表明した理由について説明した。

鵜浦社長によると、NTTは海賊版サイト問題について、政府の方針が出る前から議論していた。「著作権者・出版社から、実は昨年10月にNTTを訴えてもいいかという相談がきていた」(鵜浦社長)。NTTによると、出版社から海賊版サイトのブロッキングができないか、できないのであれば訴えてもいいかという相談を受けていたといい、その頃からの議論を踏まえて、今回の措置に至ったという。

鵜浦社長は「ネットの自由を守るために、ネットを無法地帯にしないような取り組みも必要だ」と繰り返し強調した。

志田義寧

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