November 21, 2018 / 8:18 AM / a month ago

インタビュー:EPS目標は利益成長で、不動産戦略で上乗せも=NTT社長

 11月21日、NTTの澤田純社長(写真)は、ロイターのインタビューで、2023年度に1株当たり利益(EPS)5割増を目指していることについて、利益成長をベースに達成したいとの意向をあらためて示した。7月撮影(2018年 ロイター/Issei Kato)

[東京 21日 ロイター] - NTT(9432.T)の澤田純社長は21日、ロイターのインタビューで、2023年度に1株当たり利益(EPS)5割増を目指していることについて、利益成長をベースに達成したいとの意向をあらためて示した。

同社は6日に公表した中期経営計画で、2017年度に425円だったEPSを2023年度に640円に引き上げる目標を掲げた。

EPSを上げるためには、分子の利益を上げるか、分母の発行株数を減らすかのいずれかが必要となるが、澤田社長は「基本は利益を上げていって、届かないのであれば自己株取得も弾力的に行っていく」と語った。

NTTは10月15日、NTT都市開発(8933.T)株式の公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。グループが持つ不動産を利活用することで、街のデジタル化を推進する方針だ。

澤田社長は「EPS目標には不動産は入れていない。不動産のプラスアルファ効果が出ると(EPSに)追加で利いてくる」と述べた。

一方、利益成長のために進めるNTTドコモ(9437.T)と東西地域会社、NTTコミュニケーションズのコスト削減8000億円については「過去の例では固定と移動が半々となる」と説明した。費用別では人件費を除く営業や設備のオペレーションコストが6割、人件費が2割、設備コストが2割程度となる見通しだ。

中期計画ではグローバル事業の競争力強化も柱に据えており、2023年度に海外売上高250億ドル(17年度180億ドル)、海外営業利益率7%(同3%)を目指している。

澤田社長は「売上高は5%成長でいくと230─240億ドルとなる。よって20億ドルくらいは買収がいるというイメージだ」と語った。M&A(企業合併・買収)はデータセンターやマネージドサービス、コンサルティング関連を軸に検討していく。

現在、18%の海外売上比率については、250億ドル達成時に「20%そこそこになる」との見通しを示した。

志田義寧 サム・ナッセイ

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