February 9, 2018 / 8:02 AM / 6 months ago

楽天が自前でやるなら別のパートナー考える=NTT社長

[東京 9日 ロイター] - NTT(9432.T)の鵜浦博夫社長は9日の決算会見で、楽天(4755.T)の携帯電話事業参入計画を受け、楽天がすべて自前で手掛けるのであれば、パートナーにはなり得ないとの考えを示した。

 2月9日、NTTの鵜浦博夫社長は決算会見で、楽天の携帯電話事業参入計画を受け、楽天がすべて自前で手掛けるのであれば、パートナーにはなり得ないとの考えを示した。写真はNTTドコモのロゴ。昨年6月に東京で撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

楽天は現在、仮想移動体通信事業者(MVNO)として携帯電話事業を手掛けているが、総務省が実施する周波数の割り当てに申請、携帯電話事業に本格参入する。

鵜浦社長は「まだ詳細はわからない」と前置きしながらも「楽天の電子商取引(EC)分野でわれわれもお手伝いできるいいパートナーではないかと考えていたが、すべてを自前でやるのであれば、B2B2X(企業の消費者・企業向けサービスのサポート)のパートナーとして別のパートナーを考えていく必要がある」との認識を示した。

一方、NTTドコモ(9437.T)にローミング(相互接続)の要請があった場合については「申し出があれば協議を断る理由はないが、移動体分野は固定と違って義務でもない。しっかりビジネスとして交渉していく」と語った。

<電話局をシェアオフィスに>

NTT都市開発(8933.T)は同日、シェアオフィス事業に参入すると発表した。第一弾として、4月に大手町と秋葉原にシェアオフィス「LIFORK(リフォーク)」をオープンする。

鵜浦社長は「電話局のスペースも徐々に空いてくる。一挙に電話局をオフィス化できるわけではないが、中期的な取り組みとしてやっていきたい」と語った。

<営業益は計画上回る1.6兆円超へ>

NTTが同日発表した2017年4─12月期連結決算(米国会計基準)は、売上高が前年比4.3%増の8兆7220億円となった。海外売上高が前年比18.6%増の144.5億ドルと順調に拡大。ドコモも収入を伸ばした。

営業利益は同0.1%増の1兆3195億円だった。メタルケーブルを現状のまま除却処理する有姿除却で1250億円の損失が発生したものの、前年度にあったディメンション・データなどの減損処理がなくなったこともあり、増益を維持した。

最終利益は同10.1%増の7365億円だった。

売上高、営業利益、最終利益はいずれも過去最高となる。

通期予想は据え置いた。鵜浦社長は「年間の営業利益は予想の1兆5900億円を超えて、1兆6000億円の大台に乗せられるものと考えている。次年度も増収増益を続けていきたい」と自信を示した。

*内容を追加して再送します。

志田義寧

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