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豪マッコーリー、ソフト事業の大型IPOプライシングで投資利益拡大へ

[シドニー 11日 ロイター] - 豪投資銀行大手マッコーリー・グループMQG.AXは今週、過半数株式を保有するデータ分析ソフトウエア会社Nuixの新規株式公開(IPO)のプライシングを計画しており、同社への投資で大きな利益を得るとみられている。

関係筋によると、機関投資家向けの公開価格を設定するため、13日にコーナーストーン(戦略投資家)のブックビルディングが行われる見通し。米大統領選後のリスク選好の高まりで予定が1週間早まったという。

また、来週にはさらに多くの機関投資家を対象にした入札が行わる見込みだ。

売却される株式は少なくともNuixの半分相当で、調達額は約9億豪ドル(6億5700万米ドル)と、リフィニティブのデータによると、2018年のビバ・エナジー(19億ドル)以来の大型IPOとなる。

Nuixの65%株式を保有するマッコーリーはコメントを控えた。

関係筋によると、モルガン・スタンレーもNuixの入札に関与している。同行およびNuixはコメント要請に応じていない。

マッコーリーは25─35%株式を売却する計画で、他の少数株主も保有株を売却するという。

モルガン・スタンレーのセルサイドのアナリストは今月、Nuixの企業価値を2021年度予想売上高(1億9350万豪ドル)の12.5─17.5倍(最大33億9000万豪ドル)と評価した。

ただ、関係筋によると、上場後の株価のパフォーマンス不振を防ぐため、8─11倍でプライシングされる見通しだという。

9倍相当でプライシングされた場合、Nuixの評価額は17億4000万豪ドルとなり、マッコーリーのNuixへの投資は大きな利益を生み、通期決算が初の赤字となった傘下マッコーリー・キャピタルの利益を大きく押し上げるとみられる。

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