November 21, 2018 / 6:08 AM / 21 days ago

「ヌテラ」にライバル出現か、伊パスタ会社がチョコペースト発売へ

 11月20日、チョコレートペーストの「ヌテラ」(写真)は長年にわたりスーパーマーケットの棚で最良の「定位置」を確保してきたが、イタリアのパスタメーカーが新たにライバル商品を計画しているとみられ、競争に直面する可能性がある。写真は1月撮影(2018年 ロイター/Stefano Rellandini)

[ミラノ 20日 ロイター] - チョコレートペーストの「ヌテラ」は長年にわたりスーパーマーケットの棚で最良の「定位置」を確保してきたが、イタリアのパスタメーカーが新たにライバル商品を計画しているとみられ、競争に直面する可能性がある。

関係筋によると、青い箱に入ったスパゲッティなどで知られるパスタメーカー、バリラは、来年にチョコスプレッド「クレマ・パン・ディ・ステッレ」の発売を計画している。

「ヌテラ」は家族経営企業フェレロの商品。年間売り上げは20億ユーロ(約2567億円)を超え、世界市場でのシェアは54%に上る。スーパーの棚では、買い物客の目の高さと同じ位置という、最も良い場所に置かれている。

関係筋2人によると、バリラが計画している商品は、パーム油の使用という「ヌテラ」の「弱点」を利用しようとしていると指摘。パーム油を巡っては、消費者から健康面や環境面の懸念が出ている。バリラの商品はヒマワリ油やイタリア産ヘーゼルナッツを使うとみられる。

関係筋1人はバリラのチョコペースト市場参入の理由について、同社がビスケット事業がフェレロに奪われ始めていると受け止めたことが背景だと説明した。業界筋によると、フェレロは来年、ヌテラ入りビスケットの発売を予定している。

同じく家族経営のバリラは、主要スーパーチェーンの購買担当者にチョコペーストを提供しており、早ければイタリアで来年1月に発売する可能性があるという。

ただコンサルティング会社アリックスパートナーズのディレクターは、イタリア国内ではバリラの知名度が高く、「クレマ・パン・ディ・ステッレ」の発売により「ヌテラ」は競争に直面するようになるものの、海外ではライバル商品となるのは難しいとの見方を示した。

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