[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のダドリー総裁は28日、昨年11月の大統領選以降の信頼感の回復や財政刺激策への期待感を踏まえ、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを行う根拠は今やかなり強まっているとの見方を示した。
総裁はCNNに対し、大統領選以降、家計と企業の信頼感は「大幅に」回復し、金融市場は「かなりの上昇基調」にあると指摘。「財政政策はおそらく景気を一段と刺激する方向に向かうと予想されている」と述べた。
その上で、「金融政策を引き締める根拠は今やかなり強まっている」と語った。
ニューヨーク連銀総裁は連邦公開市場委員会(FOMC)での投票権を常に持つ。
*写真を差し替えます。
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