June 6, 2019 / 11:25 PM / 18 days ago

通商問題で不確実性増大、金利にはオープン=NY連銀総裁

6月6日、米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁(写真)は、関税措置の応酬のほか、世界的な経済成長の減速を巡る懸念で不確実性が増しており、企業投資が抑制されているとの認識を示した。ただ、金利に関してはオープンとの立場を示した。マンハッタンで3月撮影(2019年 ロイター/Lucas Jackson)

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は6日、関税措置の応酬のほか、世界的な経済成長の減速を巡る懸念で不確実性が増しており、企業投資が抑制されているとの認識を示した。ただ、金利に関してはオープンとの立場を示した。

ウィリアムズ総裁は外交問題評議会がニューヨークで開催したイベントで、利回り曲線の逆転は、FRBがなすべきことについて市場で出ている見方を反映しているとしながらも、こうした現象をリセッション(景気後退)入りの前兆と見なしていないとし、FRBに利下げを強いるものではないと指摘。FRBは金利を現行水準にとどめる可能性もあるが、「調整」する可能性もあると述べた。

「私の基本的(経済見通し)は非常に良いものだ。同時に、経済でどのようなことが起きているか、経済がどの方向に向かう可能性が高いかについて見方を調整する準備を整えておく必要があり、それに伴いインフレ率を約2%で維持し、経済を良好で堅調な成長軌道上に保つための正しい政策は何かを考える必要がある」と説明した。

その上で、今月半ばの連邦公開市場委員会(FOMC)に向け、FRB当局者は来週から集中的に検証を実施すると表明。今年の米経済成長率の自身の基調的な見通しは2.25─2.5%と、トレンドを上回る水準としながらも、昨年の減税措置と政府支出の拡大による追い風が薄れつつある一方で、通商問題を巡る緊張の高まりに起因する向かい風は増大していると述べた。

過去50年において、米国ではリセッションが起きる前には逆イールドがみられた。

総裁は、イールドカーブは市場のセンチメントを見極める上で有効だとした上で、逆イールドは必ずしも差し迫ったリセッションを示しているわけではないと指摘した。

「将来金利が低下するという見方が市場にあるというかなり強いメッセージであることは明らかだ。ただ、逆イールドを預言者のように扱うことはしない」と述べた。

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