February 1, 2019 / 10:45 PM / 22 days ago

ドル上昇、雇用統計など堅調な米指標受け=NY市場

[ニューヨーク 1日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、米雇用統計と米ISM製造業景気指数が堅調だったことを受けドルが対円で上昇し、1日の上昇としては約1カ月ぶりの大きさとなった。ただ雇用統計で賃金の伸びが軟調だったため、ドルの上昇は幾分抑制された。

フェクスコ・コーポレート・ペイメンツ(エジンバラ)のディーリング部門責任者、デビッド・ラム氏は、今回の雇用統計で米経済が目覚しいペースで雇用を創り出していることなどが確認されたとしながらも、労働市場がこれほどまで引き締まる中でも賃金の伸びは軟調だったとなどし、完璧な内容ではなかったと指摘。「インフレ圧力は緩やかで、連邦準備理事会(FRB)は次回の利上げは急ぐ必要はないと見なすだろう」と述べた。

1月の雇用統計では非農業部門の雇用者数が30万4000人増加し、市場予想の16万5000人増を大幅に上回った。一方、失業率は0.1%ポイント上昇の4.0%と、7カ月ぶりの高水準を付けたほか、時間当たり賃金は前月比0.1%(3セント)増と前月の0.4%から伸びが鈍化した。

FRBは1月29─30日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定すると同時に、年内の一段の利上げに忍耐強くある姿勢を表明。さらにパウエル議長がFOMC後の記者会見で利上げを実施する論拠は後退したと述べたことで、金利先物市場では年内に利下げが実施される確率が約30%であることが織り込まれた。この日の雇用統計を受け利下げの確率はやや低下したものの、利上げは依然として予想されていない。

この日発表の他の米経済指標では、米供給管理協会(ISM)の1月の製造業景気指数が56.6と、前月の54.3から上昇し、市場予想の54.2を上回った。

キャピタル・エコノミクスのシニア米国エコノミスト、マイケル・ピアース氏は「ISM製造業景気指数が上昇したことで、 米経済成長は年初は引き続き底堅かったことが改めて裏付けられた」とし、「製造業部門に対しては、軟調な世界的な需要のほか、ドル高が重しになると引き続き予想しているが、製造業活動が崖から転げ落ちるような状況にないのは明白だ」としている。

午後の取引でドル/円JPY=は0.6%高の109.52円。主要6通貨に対するドル指数.DXYはほぼ横ばいの95.579。ユーロ/ドルEUR=は0.1%上昇の1.1458ドル。

ドル/円 NY終値 109.48/109.51

始値 108.87

高値 109.57

安値 108.89

ユーロ/ドル NY終値 1.1454/1.1458

始値 1.1468

高値 1.1488

安値 1.1448

表はリフィニティブデータに基づいています

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