July 5, 2018 / 9:51 PM / 11 days ago

ドルが対ユーロで3週間ぶり安値、米雇用統計に注目=NY市場

[ニューヨーク 5日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが対ユーロで一時3週間ぶり安値を付けた。同日発表されたドイツ鉱工業受注指数が堅調で、ユーロへの追い風となる一方、6月の米ADP民間雇用者数は予想を下回る伸びにとどまりドルを圧迫した。米中が6日発動する追加関税を巡る懸念もくすぶっている。

 7月5日、ニューヨーク外為市場ではドルが対ユーロで一時3週間ぶり安値を付けた。写真はドルとユーロの紙幣、2016年10月撮影(2018年 ロイター/Leonhard Foeger)

テンパス・コンサルティングのディレクター・オブ・マーケッツ、ジョン・ドイル氏は、この日は第3・四半期の開始に伴い利益確定売りやポジション再調整の動きが出たとも指摘した。

午後に入り、米連邦準備理事会(FRB)が6月12─13日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表したことを受けて、ドルは下げ足を加速する場面もあった。

議事要旨からは、米経済が近く景気後退(リセッション)に陥る可能性があるかどうかが討議されたほか、力強さを見せている経済が通商問題を巡る世界的な緊張の高まりで影響を受ける可能性があるとの懸念が示されていたことが分かった。

ジャニー・モンゴメリ・スコットの首席投資ストラテジスト、マーク・ラスチニ氏は、関税の影響が指標に表れるまでFRBが利上げを継続すると予想。利上げサイクル小休止のハードルは極めて高く、投資家もそれを理解しているとの認識を示した。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.2%安の94.467。一時3週間ぶりの低水準を付けていた。

ユーロ/ドルEUR=は0.4%高の1.1681ドル。5月の独鉱工業受注指数予想を上回る伸びとなったことを受け、一時3週間ぶりの高値を付ける場面もあった。米国が欧州連合(EU)の自動車メーカーに対する強硬姿勢を和らげたことも、ユーロへの追い風となった。

市場では6日に発表される6月の米雇用統計に注目が集まっている。

この日発表された6月のADP全米雇用報告では、民間部門雇用者数は17万7000人増加した。ただ増加数は予想の19万人に届かなかった。

その他の米指標では、6月30日までの週の米新規失業保険申請件数が予想外に増加し、ドルを圧迫。ただ、その後発表された6月の米非製造業総合指数(NMI)が予想を上回ったことで、ドルは下げ幅を縮小する展開となった。

ドル/円 NY午後4時 110.62/110.66

始値 110.65

高値 110.71

安値 110.53

ユーロ/ドル NY午後4時 1.1691/1.1693

始値 1.1685

高値 1.1720

安値 1.1673

表はロイターデータに基づいています

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below