June 5, 2018 / 10:31 PM / 4 months ago

ユーロ上昇、伊新首相がユーロ圏離脱ないと表明=NY市場

[ニューヨーク 5日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、イタリアのコンテ新首相が政府はユーロ圏からの離脱を検討したことはないと言明したことを受け、ユーロが上昇した。これに伴い、これまで上向いていたドルは下落に転じた。

 6月5日、ニューヨーク外為市場では、イタリアのコンテ新首相が政府はユーロ圏からの離脱を検討したことはないと言明したことを受け、ユーロが上昇した。写真はユーロ紙幣、2016年8月撮影(2018年 ロイター/Regis Duvignau)

コンテ首相は所信表明演説で、新興組織「五つ星運動」の公約である最低所得保障(ユニバーサル・ベーシックインカム、UBI)や右派政党「同盟」の公約である不法移民の流入阻止が優先課題になると表明。ただその後議会で、新政権はユーロ離脱は考えていないと表明した。

コモンウエルス・フォーリン・エクスチェンジの首席市場アナリスト、オマー・エシナー氏は「コンテ氏の(ユーロ圏を離脱する計画はないとの)発言は、イタリア連立政権を構成する政党を踏まえると市場を安心させるもので、明らかなユーロ支援要因となった」としている。

ブルームバーグが関係筋の話として、欧州中央銀行(ECB)が今月の理事会で資産買い入れ策を終了させる時期を決定する公算が大きいと報じたこともユーロの支援要因となった。

エシナー氏はこれについて、「ユーロ圏の最新の指標を受け、ECBが近い将来に政策を変更するとの観測は後退していたが、(ブルームバーグの)報道は、ECBがユーロ圏の一部の軟調な経済指標とイタリア政局を巡る問題を重要視せず、むしろ金融政策の段階的な正常化に重点を置いている可能性があることを示している」と述べた。

終盤の取引でユーロ/ドルEUR=は0.1%上昇の1.1712ドル。主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.1%低下の93.894となっている。

メキシコはこの日、米国の鉄鋼・アルミニウム輸入関税への対抗措置として、米国産の鉄鋼のほか、豚肉やウィスキーなどを含む広範な品目に関税をかけると発表。これを受け、メキシコペソMXN=は対ドルで20.3762ペソと、約1年ぶり安値を更新した。カナダドルCAD=も対ドルで下落している。

ドル/円 NY終値 109.78/109.81

始値 109.80

高値 109.90

安値 109.49

ユーロ/ドル NY終値 1.1717/1.1719

始値 1.1676

高値 1.1732

安値 1.1654

表はロイターデータに基づいています

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