November 1, 2018 / 10:33 PM / 17 days ago

英ポンド大幅高、EU離脱合意期待で ドル軟調=NY市場

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、英ポンドが1年半ぶりの大幅高を記録した。英国の欧州連合(EU)離脱交渉で、金融サービスを巡る暫定合意がほぼまとまったとの報道や、EU離脱が円滑なら利上げペースを加速させる可能性をイングランド銀行(英中央銀行)が示唆したことなどが材料となった。

 11月1日、終盤のニューヨーク外為市場では、英ポンドが1年半ぶりの大幅高を記録した。2017年3月撮影(2018年 ロイター/Phil Noble)

英ポンドGBP=は1.97%上昇し、昨年4月18日以来の大幅高となった。

英国の関係者はロイターに対し、英国に拠点を置く金融機関の欧州市場への一部アクセスに関する暫定合意がほぼまとまったと述べた。一方で、EUのバルニエ首席交渉官は、英国と金融サービスを巡り合意したとの英タイムズ紙報道を否定した。

英中銀は金融政策委員会(MPC)で、政策金利を0.75%で据え置くことを全会一致で決定した。ただ、EU離脱が円滑に行われれば利上げペースは将来的に速まる可能性があるとした。

北アイルランド国境問題でEU側が譲歩案を検討していると英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が伝えたことを受け、英ポンドは上げ幅を拡大した。

英中銀のカーニー総裁は記者会見で、条件などで合意できないまま英国がEUを離脱するとの想定は中銀の中心的なシナリオではないとした。市場では、この発言がポンド相場に一時的な安心感を与えたとの指摘が聞かれた。

ドルは軒並み軟調に推移した。主要6通貨バスケットに対するドル指数.DXYは0.88%下落して96.27と、1週間強ぶりの安値を記録した。

ユーロEUR=は0.87%上昇した。

10月のドル指数は2%上昇し、5月以来の大幅高となった。

OANDAの市場分析部門幹部は、2日の10月米雇用統計公表を控える中、一部に利益確定のドル売りが出やすかったとの見方を示す。

中国が財政刺激策を強化するとの期待感や、堅調な豪貿易統計を受け、豪ドルAUD=が1.88%上昇した。

ニュージーランドドルNZD=は2.15%高、前月は1.5%値下がりしていた。カナダドルCAD=は米ドルに対し底堅く推移した。

中国人民元CNY=CFXSは1ドル=6.9496元と、オンショア取引終値では約1週間ぶり高値で引けた。

トランプ米大統領は、中国の習近平国家主席と貿易や北朝鮮問題を巡り「非常に良好な」対話を持ったとし、来月開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議で首脳会談を行う見通しと語った。

ドル/円 NY終値 112.70/112.73

始値 112.97

高値 112.99

安値 112.61

ユーロ/ドル NY終値 1.1407/1.1411

始値 1.1370

高値 1.1424

安値 1.1371

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