August 22, 2018 / 10:09 PM / a month ago

ドル続落、トランプ氏への政治的圧力やFOMC議事要旨で=NY市場

[ニューヨーク 22日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場でドルが続落。トランプ大統領に対する政治的圧力の強まりや連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の通商問題に関する慎重な内容がドル売りにつながった。

 8月22日、終盤のニューヨーク外為市場でドルが続落。写真はドル紙幣、2月撮影(2018年 ロイター/Jose Luis Gonzalez)

前日にはトランプ陣営の元選対本部長マナフォート被告が脱税など8件で有罪の評決を受けたほか、元顧問弁護士のコーエン被告がトランプ氏との不倫関係を主張する女性への口止め料支払いをトランプ氏の指示で行ったと認めた。こうした動きは11月の中間選挙に響くばかりでなく、トランプ氏に関連する捜査の拡大にもつながる恐れがあるとの見方からリスク選好が後退。政治を巡る不透明性が再び強まっていることからドル売り圧力は継続する可能性があるとみられる。

ある市場関係者は「トランプ氏に対する政治的圧力が強まれば、同氏が財政刺激の継続に向けこれからも旗を振り続ける可能性は低下する」と述べた。

FOMC議事要旨を受け、ドルは一時的に下げる場面も見られた。議事要旨では、経済の力強さに対応するために近い将来に利上げを実施する可能性や、世界的な貿易摩擦が企業や家計に及ぼす影響について議論されたことが明らかとなった。

別の関係者は、連邦準備理事会(FRB)が通商問題や新興国市場を巡り下振れリスクを指摘したことから、市場はドル売りで反応したものの、ドルへのディフェンシブ姿勢はずっと続いているほか、市場はドルショート(売り持ち)に向けあらゆる口実を作ろうとしていると述べた。

トルコの通貨危機やイタリアの財政問題を巡る不安が和らぐ中、ショートカバーの動きも手伝い、ユーロ/ドルEUR=は0.5%値上がりして1.162ドル。ドル/円JPY=は110.53円。

ドル/円 NY終値 110.54/110.57

始値 110.39

高値 110.61

安値 110.22

ユーロ/ドル NY終値 1.1596/1.1598

始値 1.1591

高値 1.1623

安値 1.1582

表はロイターデータに基づいています

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