Reuters logo
ドル下落、低調な米経済指標で利上げ観測高まらず=NY市場
2017年8月31日 / 21:44 / 20日前

ドル下落、低調な米経済指標で利上げ観測高まらず=NY市場

 8月31日、ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して下落した。6月撮影(2017年 ロイター/Thomas White)

[ニューヨーク 31日 ロイター] - 31日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して下落した。この日発表された米経済指標が低調な内容だったため、米連邦準備理事会(FRB)が年内に追加利上げに踏み切るとの観測が高まらなかった一方、月末の投資フローや米雇用統計の発表を翌日に控えた警戒感がドルを圧迫した。

終盤のドル/円JPY=は0.3%安の109.93円。ユーロ/ドルEUR=は0.2%高の1.19ドルで推移している。主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.2%安の92.690となった。

米商務省が発表した7月の個人消費支出(季節調整済み)は前月比0.3%増となり、市場予想の0.4%増を下回った。また、コア個人消費支出物価指数は前年同月比で1.4%上昇し、2015年12月以来の小幅な伸びにとどまった。

センチュリー・マネジメント・インベストメント・アドバイザーズ(テキサス州オースティン)のジェームズ・ブリリアント共同最高投資責任者は「本日発表された低調な物価指標と、(ハリケーン)ハービーが経済指標に及ぼす影響を踏まえると、FRBが次の利上げを来年に先送りする可能性は高まったと思う」と述べた。

またウェストパック・バンキング・コープ(ニューヨーク)のシニア通貨ストラテジスト、リチャード・フラヌロビッチ氏は、月末の投資フローもドルの地合いを弱めたと指摘。同氏によると、8月は欧州株が米国株に対してアンダーパフォームとなったことが一部投資家の損失に結び付いた公算が大きく、こうした投資家はエクスポージャーの最低基準を満たすため欧州株とユーロを買い増したという。

こうした中、翌日には米雇用統計が発表されるため警戒感が強まり、前日とこの日序盤は上昇基調にあったドルの動きが止まる要因となった。ロイター調査では、8月の非農業部門雇用者数は前月比18万人増と予想されている。

月間では、ユーロ/ドルは8月に約0.5%値上がりして6カ月連続で上昇。ドル指数は6カ月連続で低下した。

ドル/円 NY終値 109.96/109.99

始値 110.56

高値 110.66

安値 109.89

ユーロ/ドル NY終値 1.1908/1.1912

始値 1.1859

高値 1.1912

安値 1.1824

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below