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ドル上昇、米国債利回り上昇が支援
2014年5月22日 / 21:34 / 4年後

ドル上昇、米国債利回り上昇が支援

[ニューヨーク 22日 ロイター] - 22日終盤のニューヨーク外為市場では、米国債利回りの上昇を背景に、ドルが主要通貨に対して値上がりした。ユーロは域内の底堅い経済指標を受け、最近の安値からやや持ち直した。

 5月22日、終盤のニューヨーク外為市場では、米国債利回りの上昇を背景に、ドルが主要通貨に対して値上がりした。2011年1月撮影(2014年 ロイター/Kacper Pempel)

世界経済をめぐる懸念とウクライナの政情不安を背景に、このところ堅調だった円は、投資家心理が改善したのに伴い、総じて軟調となった。

ドル/円JPY=は0.4%高の101.79円となり、前日につけた約3カ月半ぶりの安値から持ち直した。ユーロ/ドルEUR=は0.2%安の1.3652ドル。前日につけた約3カ月ぶりの安値である1.36345ドルを上回って推移した。ユーロ/円EURJPY=は138.98円。主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.19%高の80.24となっている。

米連邦準備理事会(FRB)が前日に公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が債券購入プログラムの縮小を継続する方針を示す内容だったことから、米国債利回りは約1週間ぶりの水準に上昇。10年物米国債利回りUS10YT=RRは2.56%に上がった。 オアンダのシニア通貨ストラテジスト、アルフォンソ・エスパルザ氏はFOMC議事要旨について「全体として、FRBが量的金融緩和の縮小を続けるとの主要方針を再確認するものだった」と指摘。「これは2015年に米金利が上昇することを意味し、ドルの支援となるはずだ」と述べた。 欧州中央銀行(ECB)が金融政策を緩和するとの観測がユーロを圧迫する一方、この日発表された米新規失業保険週間申請件数が予想を上回る増加となったため、ドルの上値は抑えられた。 マークイットが発表した5月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値は、総合が53.9で、4月の54.0から小幅低下したが、ロイターがまとめたアナリスト予想と一致した。 コメルツバンクの通貨ストラテジスト、ピーター・キンセラ氏はユーロ圏のPMIについて「ある程度の成長を示しているが、十分なものではない」と指摘。「デフレ圧力が働いており、われわれはECBが来月、利下げとマイナス(の中銀預金)金利の導入に踏み切ると予想している」と話した。

ドル/円    終値   101.72/74

始値   101.67/68

前営業日終値   101.35/37

ユーロ/ドル  終値   1.3655/57

始値   1.3665/66

前営業日終値   1.3685/87

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