September 4, 2014 / 9:24 PM / 4 years ago

ユーロ急落、ECBが予想外の追加緩和発表

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 4日終盤のニューヨーク外為市場では、欧州中央銀行(ECB)が予想外の追加緩和を発表したことで、ユーロが主要通貨に対して急落した。

 9月4日、終盤のニューヨーク外為市場では、欧州中央銀行(ECB)が予想外の追加緩和を発表したことで、ユーロが主要通貨に対して急落した。2012年1月撮影(2014年 ロイター/Mal Langsdon)

ECBは予想に反して主要政策金利の引き下げを発表。下げ幅は10ベーシスポイント(bp)で、政策金利は過去最低となった。ドラギ総裁が理事会後の会見で、資産担保証券(ABS)とカバードボンドの買い入れを10月から開始する方針も明らかにした。

ユーロ/ドルEUR=はECBによる予想外の緩和で売られて節目の1.3000ドルを割り込み、一時1.2921ドルと1年2カ月ぶりの安値をつけた。終盤は1.55%安の1.2946ドルと、1日としては対ドルで2011年11月以来、約3年ぶりの大幅な下げを記録した。

EBSによると、ユーロは対スイスフランEURCHF=EBSでも1.20450フランと、12年11月以来の安値に沈んだ。

ドルは総じて上昇。終盤のドル/円JPY=0.31%高の105.11円、 ドル/スイスフランCHF=は1.54%高の0.9316フラン。主要6通貨に対するドル指数.DXYは1.08%高の83.760。

TJMブローカレッジの外為共同ヘッド、リチャード・スカローン氏は「ECBにとっては果敢な動きだ。ユーロが長期間にわたり軟化するということがはっきりした」と述べた。

8月の米ISM非製造業総合指数が上昇し、同指数の算出が始まった2008年1月以降で最高となったのはドルの支援材料となった。8月のADP全米雇用報告は民間部門雇用者数が予想に届かなかったが、市場は反応薄だった。

アナリストは、5日発表の8月米雇用統計で強い数字が出れば米国の早期利上げ観測が高まり、ドル高を支えるとみている。ロイターの予想は非農業部門雇用者数が22万5000人増。

クレディ・アグリコルの通貨ストラテジストのマーク・マコーミック氏は「最近並みの数字が続けば、(今月16─17日の)次回の連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備理事会(FRB)が言い回しを変更するのを待ち受ける態勢になる」とした。

ドル/円    終値   105.24/26

始値   104.92/93

前営業日終値   104.79/81

ユーロ/ドル  終値   1.2942/44

始値   1.3039/40

前営業日終値   1.3149/51

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