December 15, 2015 / 10:18 PM / 4 years ago

ドル反発、米CPI強く米利上げ期待高まる=NY外為市場

[ニューヨーク 15日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロなど主要通貨に対して反発した。朝方発表された11月の米消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアベースで昨年5月以来となる前年同月比2.0%の大幅上昇となった。16日の米利上げ期待が高まり、米株や原油価格の上昇と相まってドルが幅広く買われた。

 12月15日、終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロなど主要通貨に対して反発した。2013年2月撮影(2015年 ロイター/Shohei Miyano)

ユーロ/ドルEUR=は、欧州時間の朝方に約6週間ぶり高値の1.1060ドルを付けた。アナリストはこの動きについて、欧州中央銀行(ECB)の緩和策が市場を失望させる一方、米連邦準備理事会(FRB)は16日に利上げに踏み切っても、利上げペースは緩やかなものになると示唆するとの見通しに基づく、ユーロの継続的な買い、ないしは買い戻しだと見ていた。

その後ユーロ/ドルは、米CPI発表で約1週間ぶり安値の1.0905ドルに下落。

BKアセット・マネジメント(ニューヨーク)のFX戦略部門のマネジング・ディレクター、キャシー・リーン氏は「きょうの米CPIは、明日FRBによる利上げの実現性をさらに高めるものだ」と指摘する。

シャプドレーヌ・フォーリン・エクスチェンジ(ニューヨーク)のマネジング・ディレクター、ダグラス・ボートウィック氏は、FRBの最初の利上げについて「(FRBは)市場をあまり混乱させず、安心感を醸し出すよう努めるだろう」とし、そうした期待で新興国通貨が対ドルで買われたとの見方を示した。

この日の米株は強く、MSCI・AWワールド・インデックス.MIWD00000PUSが上昇。S&P総合500種.SPXは終盤1.15%高となっている。

さらに原油価格も高く市場はリスク選好相場となり、ドルは安全資産とされる円やスイスフランに対して上昇した。ドル/円JPY=EBSは終盤の取引で0.59%高の121.76円。ドル/スイスフランCHF=EBSは約1週間ぶり高値の0.99255スイスフランを付け、終盤は0.61%高の0.99175スイスフランで取引されている。

ドルの主要6通貨に対するドル指数.DXYは、直近0.69%高の98.263だった。

ドル/円 NY時間終値 121.67/121.71

前営業日終値 121.03

ユーロ/ドル NY時間終値 1.0931/1.0934

前営業日終値 1.0985

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